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Business 公開日: 2022.04.11

仮想空間の渋谷や伊勢丹に没入 メタバースがエンタメやビジネスを一変させる

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 新型コロナウイルス感染症の拡大で、現実世界では人々を一つの空間に集めるのが難しい今、オンラインの仮想空間「メタバース」を活用したさまざまなサービスの需要が高まっている。メタバースではバーチャルの世界に人々を集め、従来のオンラインサービスよりリアルな体験を提供することができるため、多くの企業がメタバースを活用した新たな事業の展開を試みている。

【画像】Shutterstock

そもそもメタバースとは

 「メタバース」とは、オンライン上の仮想空間のことである。メタバース内では、ユーザーは自身の分身となる「アバター」を介して他者と交流したり、取引を行ったり、仮想空間内の景色を楽しんだりとシステムの許す範囲でさまざまな行動を取ることが可能になる。

 メタバースがどのようなものであるか理解する一助として、まずはいくつかの人気ゲームを挙げてみよう。

例(1)Minecraft(マインクラフト)

 マイクロソフトが2011年に発売し、さまざまなプラットフォームに移植され2019年には世界で最も売れたゲームとなった「マインクラフト」の世界は、一種のメタバースといえる。マインクラフトの世界は水平方向にほぼ無限に広がっている。特徴的なのは地面も、木も、川も、キャラクターも、グラフィックの全てが大小さまざまな立方体のブロックで構成されていることだろう。このゲームには特定の目的が存在しない代わりに、楽しみ方の異なる五つのモードが存在している。例えば「クリエイティブモード」はその名の通りブロックを使ってさまざまなものをつくるためのモードで、体力などの概念がないといった非現実性を楽しめる。

例(2)Fortnite(フォートナイト)

 アメリカのエピックゲームスが2017年にリリースしたオンラインゲーム「フォートナイト」でも、メタバースのシステムが活用されている。幅広いプレイヤーが楽しめる設計になっており、「バトルロイヤル」モードでは最大100人のプレイヤーがゲームに参加することが可能だ。「パーティーロイヤル」モードでは障害物競走やボートレースといったゲームが用意されており、ときには人気アーティストのライブコンサートも開催される。2020年にはゲーム内で米津玄師が新曲を披露するライブが行われた。

例(3)あつまれ どうぶつの森

 2020年に発売され、コロナ禍で高い人気を博した任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」もメタバースの一種だといえるだろう。2001年に第1作が発売され、これまでプレイヤーが「どうぶつたち」の住む村に移住して暮らすという設定でシリーズを展開してきたが、第7作となる本作は無人島を舞台としている。釣りや素潜り、虫捕りをしたり、化石を掘り当てたり、島を訪れる美術商から美術品を購入したり、季節ごとに登場するさまざまな衣服に着替えたり、といった楽しみが待っている。それぞれのアイテムをコレクションするのも醍醐味の一つだろう。

日本国内でのメタバースの活用事例

【画像】Shutterstock
 先の章で挙げたいずれのゲームも、多様な楽しみ方ができる。またアバターを介して行動しゲーム内の世界を自分好みにカスタマイズできるため、自由度が高く、没入感が強いという共通点があるともいえる。

 だが、メタバースの用途はゲームにとどまらず、発想次第ではさまざまな活用が可能だ。

 例えばアバターを通じてより現実に近い形で行えるオンラインミーティングや、オフィスで他のスタッフと共に働いているかのような感覚を得られるバーチャルオフィスといったサービス、バーチャル空間で開催される音楽イベントなどもメタバースの一種だ。

 現実世界で多くの人が集まることが困難なコロナ禍において、メタバースはより現実に近いイベントを開催し、ユーザーに体験を提供するためのプラットフォームとして注目を集めている。

 昨今、さまざまな企業が自社サービスとメタバースのシステムを掛け合わせた新事業を展開し、ユーザーに新たな価値を提供している。ここでは、日本国内企業の先進事例を紹介しよう。

三越伊勢丹の仮想空間店舗で新たなショッピング体験を

 三越伊勢丹は2021年3月に「バーチャル新宿」および実際の伊勢丹新宿店の店舗を3DCGでリアルに再現した「仮想伊勢丹新宿店」を楽しめるスマートフォン向けアプリ「REV WORLDS (レヴ ワールズ)」をリリースしている。
 仮想伊勢丹新宿店にはデリカテッセンやアパレルストア、ギフトショップなど実際の店舗と同様にさまざまな店舗が出店しており、ユーザーはアバターを介して店内を巡り、販売されている商品を確認できる。

 タイミング次第では実際に店舗で働いているスタッフが操作するアバターからリアル店舗と同じように接客を受けることもでき、欲しい商品が見つかればアプリからそのままECサイトにアクセスし購入手続きが行える。友人のアバターとともに行動し、テキストチャットでやりとりしながら一緒にショッピングを楽しむことも可能だ。

 従来のECサイトに比べよりリアルな「ショッピング」の体験を提供しているといえるこのアプリだが、一方で現実世界の店舗では実現できない、仮想空間ならではのイベントも開催されている。例えば「北海道展」では、北海道の大自然や街並みを再現した店舗が仮想伊勢丹内に登場する。

 また将来的には伊勢丹新宿店だけでなく新宿の幅広いエリアをVRで構築し、家にいながらにして新宿の街並みを散策できるアプリを目指しているという。さらには映画やステージショーなどを他のユーザーと楽しめるエンタメ体験も可能になる予定だ。

サンリオはバーチャル音楽フェスを開催

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