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公開日: 2022.07.01
Zジェネーレション「採用・育成」最前線 オンライン授業世代に刺さる施策とは
これから社会に出るデジタルネイティブ世代(Z世代)。1つ上のY世代とさえ異なる価値観を持ち、従来の採用や育成方法にはなじまない可能性が指摘されるZ世代の採用・育成はどうあるべきなのか。その分野に特化したDXサービスからひも解く。

【画像】Shutterstock
デジタルに慣れ親しむZ世代

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Z世代とは、概ね1990年代半ば〜2012年頃までに生まれた世代を指す。Z世代とY世代以前との最大の違いは何といっても、物心ついた頃からインターネットが当たり前のように存在し、デジタルに慣れ親しんでいた点、いわゆる「デジタルネイティブ」である点だ。
幼い頃からさまざまな情報に触れてきたZ世代は、多様性を受け入れ「個」や「自分らしさ」を大切にする。そして常に処理しきれないほどの情報に触れてきたからこそ「効率性を重視」する傾向にある。
またZ世代はSNSを使いこなす「ソーシャルネイティブ」でもあり、SNSを利用するなかで「感動を共有したい」「自分の考えや行動を受け入れてもらいたい」という願望を育みながら、複数のアカウントを使い分けて人とつながってきた。
これらのZ世代の特徴は、彼らの就職への考え方や行動にも色濃く影響しており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による採用のオンライン化も受容してきた。就職採用サービスの学情の調査によれば、2023年春に卒業予定の就活生の半数が「DXを推進している企業は志望度が上がる」と回答し、「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」といった声もあり、DXへの関心度の高さが伺えたという。
幼い頃からさまざまな情報に触れてきたZ世代は、多様性を受け入れ「個」や「自分らしさ」を大切にする。そして常に処理しきれないほどの情報に触れてきたからこそ「効率性を重視」する傾向にある。
またZ世代はSNSを使いこなす「ソーシャルネイティブ」でもあり、SNSを利用するなかで「感動を共有したい」「自分の考えや行動を受け入れてもらいたい」という願望を育みながら、複数のアカウントを使い分けて人とつながってきた。
これらのZ世代の特徴は、彼らの就職への考え方や行動にも色濃く影響しており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による採用のオンライン化も受容してきた。就職採用サービスの学情の調査によれば、2023年春に卒業予定の就活生の半数が「DXを推進している企業は志望度が上がる」と回答し、「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」といった声もあり、DXへの関心度の高さが伺えたという。

【画像】PR TIMES
少子化が進む今、企業にとって人材の確保は喫緊の課題でもある。より優秀な人材に選ばれるためにも、企業は学生との出会いの場である採用活動にDXサービス導入を検討していく価値があるといえるだろう。
読むより見る:ネットフリックス的就活サイトの登場

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採用DXシーンで今注目されているのが定額制動画配信サービス・ネットフリックスに例えられる『JOBTV』だ。JOBTVは企業と就活生の情報を動画でオンデマンド配信、両者をつなぐ採用マッチングプラットフォームである。
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