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Business 公開日: 2022.05.19

従来の業界体制に一石を投じる建設DXの新風

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 働き方改革やコロナ禍による社会情勢の変化により、さまざまな業界におけるデジタル技術の導入や活用がここ数年で一気に進んだといわれている。

 DX(デジタル・トランスフォーメーション)の波は、既存の産業構造から進みづらいと言われてきた建設業界にも押し寄せてきた。

 本記事では建設業界DXのメリットと課題を分析し、具体的事例から最新技術を紹介する。

【画像】Shutterstock

建設業界でDXがついに進み始めた訳

 そもそもなぜ建設業界はDXが進みづらいと言われてきたのだろうか。理由は大きく二つある。一つは業界の構造だ。日本の建設業界は4~5層もの重層下請構造の中に約47万社がひしめきあっている。一つのプロジェクトに関わる企業の多さからシステムの一本化が難しく、また業界内の大半が中小企業であるためシステムの導入、維持への金銭的・人的コストがネックとなっていた。

 そして二つ目の理由として、屋外での作業が多いことが挙げられる。日々環境が変わる現場でのデジタル技術の導入には、使用デバイスや通信面においてオフィスとは異なる課題があった。

 しかし、これらの課題は解決されつつある。例えばデバイスの携帯性・機動性の向上、ネットワークの高速化、システムのユーザービリティーの向上などが進み、業務へのデジタル技術を導入する企業が増えているのだ。業界全体のDXが進めば非効率なアナログ業務や長時間労働、技術の喪失といった問題への解決が期待できる。

DXが建設業界にもたらすもの

【画像】Shutterstock

1.業務の効率化

 現場、特に下請け企業では多くの業務がアナログの方法で処理されている。例えば連絡手段はFAXや電話、資料保管は紙で行うなどだ。これらのデジタル化が進めば、バックオフィス業務の効率化だけでなく、リモートワークをはじめとした多様な働き方への後押しとなる。またデータ共有により、各スタッフの情報への理解度向上が期待でき、スピーディーな意思決定にもつながるだろう。

2.労働環境の改善

 建設業は長時間労働、危険というイメージが強いが、業務をデジタル化することにより労働環境の改善が期待できる。例えば、従来、現場に行く必要があった施工状況の確認作業や監督業務は、遠隔操作を取り入れることでオフィスや自宅から行うことも可能になる。移動を含む拘束時間を減らすことができるのだ。また自律運転やドローンの活用で危険な現場作業の削減も期待できるだろう。働く場所にとらわれない遠隔操作を実現することは、多様な人材が活躍できる現場づくりにつながるはずだ。

3. 技術やノウハウの継承

 従来、建設業の技術は若手が長い時間をかけて熟練職人から習得していくものだったが、若者の就業人口が減り、現場も深刻な人手不足から作業に手一杯で育成に十分な時間をかけられないのが現状だ。技術の喪失が危ぶまれている。

 こうした問題も、例えばAIに熟練職人の作業工程を学習させマニュアル化すれば、教える側・教わる側共に負担軽減となるのではないか。経験が浅い人でも熟練職人と同質の仕事ができるようになれば、将来の人材確保問題へのアプローチにもなる。

 次に現場で進められているDXの実例を見てみたい。

デジタル技術で建設重機の自律運転、及び遠隔操作を実現

【画像】Shutterstock
 2021年9月、株式会社大林組、大裕株式会社、NECの3社による実証実験「バックホウ自律運転システム」の成功が発表された。バックホウとは油圧ショベルのうち、ショベルを運転席側に向けて取りつけた重機で、トンネル掘削や地下掘削に用いられる。

 トンネル工事現場で行われた実験では、複数台のバックホウが自律運転で土砂を掘削し、ダンプトラックに積み込むまでの作業が行われた。自律運転中は遠隔地から一人のオペレーターが監視。なお遠隔操作システムも搭載しており、自律運転で対応しきれないイレギュラーな作業が発生した場合、オペレーターによる操作も可能だ。

 バックホウはさまざまな現場で利用される重機だ。一人のオペレーターが複数台を監視・操作することで、業務の効率化、労働環境の改善、技術継承の時間短縮、人材不足の問題とさまざまな面で恩恵を受けることになる。

ドローンとAIによる外壁調査でリスクとコストを削減

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