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Lifestyle 公開日: 2023.01.31

スポーツGTのデザインと走りの最先端はデジタルワールドにあり

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SONYプレイステーション用「グランツーリスモ」シリーズには、ゲームとは違うもうひとつのおもしろさがある。それが「Vision Granturismo(ビジョン グランツーリスモ)」。デジタルワールドにしかない、スポーツGTのデザインと走りを楽しめる企画だ。

 自動車メーカーのデザインチームがかなり本気を出して参加しているのも、このプログラムをおもしろいものにしている理由。

 最新のニュースは、2022年11月にフェラーリも参加を表明したこと。空力や素材など真剣に検討したという「フェラーリ ビジョン グランツーリスモ」を発表して話題を呼んでいる。
フェラーリが発表した「フェラーリ ビジョン グランツーリスモ」は実際のレーサーへのイメージをリンクさせている
「“みなさんが考える、グランツーリスモをデザインしていただけませんか?”すべては山内一典からのその一言から始まりました」

 グランツーリスモのホームページにはそのように記されている。山内一典氏はご存知の方も多いだろうが、ゲーム制作会社ポリフォニー・デジタルの代表であり、「グランツーリスモシリーズ」のプロデューサー。

 Vision Granturismo(VGT)は、2013年8月21日に発表。グランツーリスモシリーズ発売15周年記念のコラボーレーションプロジェクトとして山内氏が企画した。

 VGTの企画は、グランツーリスモ7に“進化”しても継続中。山内氏は想定内だったのか、そこは寡聞にして知らないのだけれど、実はこの企画、メーカーにとっても貴重な機会になったという。

 たとえば、スズキ。四輪デザイン部内で「アイデア提案」を募集する活動を行う中で、参加の話が出てきたという。

 「欧州デザイングループの若手イタリア人デザイナーから“グランツーリスモに登場させるゲーム専用のライトウエイトスポーツカーを作りたい”という企画提案」があったそう。

そこから、スズキ版ビジョン グランツーリスモの社内プロジェクトがスタート。

 「起案したイタリア人デザイナーをはじめ、まとめ役としての本社のデザイナーや、レイアウトや技術的な成立性を検討するエンジニア、そして、グランツーリスモの世界大会に出場している現役レーサーである若手社員も関わっています」
「スズキ ビジョン グランツーリスモ」は「四輪と二輪に流れるスズキならではのスポーツマインドを融合させた」と謳われる

 スズキによると、デザインの作り方は通常の量産車開発と同じような手順を踏んでいるという。

「普段の(量産車開発時の)仕事と“似ているところ”と、“ちょっと違うところ”が混在している感じですが、おおまかに言うと、“コンセプトカーを作る”際の仕事に非常に近いところがありました」

 同社のデザイン部が、広報を通して上記のように背景を解説してくれた。

「グランツーリスモでは、ゲーム中に室内のインパネやドア、シートなども全方位に見ることができ、かつ4K画質なので手を抜ける部分がありませんでした」

 スズキの二輪と四輪のスポーツマインドの融合をコンセプトにデザインされた「スズキ ビジョン グランツーリスモ」。

 カプチーノの現代的解釈というエクステリアデザインと、バイク的なディテールを多用したインテリアデザインの組み合せだ。
「スズキ・ビジョングランツーリスモ」は「カプチーノ」のフェンダーの排気口のモチーフを使ったエアダクトや、レーシングカー的なリアディフーザーなどの要素も発見できる
 とりわけおもしろいのは、過去と現在の接点というエピソード。スズキは、2001年の東京ショーに出品したコンセプトカー「GSX-R/4」を以前グランツーリスモに登場させたことがある。

 「子どもの頃にグランツーリスモでGSX-R/4を走らせていた」というのが、今回のイタリア人デザイナーだったそう。

 そのひとがスズキに入社し、過去のGSX-R/4を現代的にバージョンアップした内容の提案をしてきたと、スズキではエピソードを披露してくれた。

「スズキ ビジョン グランツーリスモは、エクステリアからインテリアまで、細部にわたるすべての部分をデザインして作り込んでいます。ですから、バーチャルとはいえ、コンセプトカーを丸々1台作ったような仕事量となりました」
スポーツバイクのアルミフレームをイメージした骨格に、GSX-Rのメーターグラフィックを用いた透明有機 ELディスプレイによるメーターを使う「スズキ ビジョン グランツーリスモ」のコックピット
 ポルシェは、このデジタル企画が、自分たちのデザインに大きく貢献しているとする。同社は2021年に、「ポルシェ ビジョン グランツーリスモ」を発表。

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