BMWとアマゾンのユニークな試みが始まっている。BMWの日本法人ビー・エム・ダブリューが新型車「BMW X2」をアマゾンのサイト上で販売し始めたのだ。X2は同社が「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」と定義するジャンル横断型のクロスオーバービークル。従来の「SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」に比べて、スタイリングも走りもスポーティな方向へと振っているのが特徴である。


 アマゾンで7月16日から販売されているのは「BMW X2 xDrive20i M Sport X」で、価格は560万6000円。その頭金10万円をアマゾンで決済できる。注文するとBMWの販売店から連絡が来て、その先は通常のクルマの購入と同じプロセスを踏むことになるようである。


全長4375ミリ、全高1535ミリの車体に2リッターエンジン搭載
車体色はオプションのガルバニックゴールド

 アマゾンで注文するメリットとしては、ドライブレコーダーの無料提供が挙げられる。ただ、おそらくそれ以上のメリットがあり、それが販売店に連絡するわずらわしさから解放されることだろう。クルマをポチッと「カートに入れる」のは違和感があるというか、思い切るのにある種の勇気が必要では……と思うのだが、実際に売れているのだそうだ。


 「X2は発売後1分以内に成約があり、その後さらに数台が成約しました」。BMWジャパンの広報担当者は8月5日時点での販売状況についてこう述べていた。


 同社は2015年4月に電気自動車「i3」をアマゾンで販売したことがある。これも日本独自企画だった。実績についてBMWジャパンは「十分な数の販売と、それに伴う宣伝効果を得られました」としている。


ルーフ後端が伸ばされ、それが全体のシルエットにうまく溶け込んでいる