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Innovators 公開日: 2019.03.26

“個体”のデータを徹底追求しよう!そこから未来が見えてくる──「人」の解明目指すヒューマノーム研究所(前編)

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「人を解き明かしたい」。そんな目標を掲げるスタートアップ、ヒューマノーム研究所が目指すものは?

 ヒトの遺伝情報の全配列(ゲノム)を読み解く「ヒトゲノム計画」が完了したのは2003年のことだ。

 生命活動を分子の働きで見ることができるようになった人類は、その営みをデータとして扱い記述することができるようになった。これに伴って、生命科学研究における情報科学の重要性は日に日に大きくなっている。

 生命活動を「見る」技術の発展は、学術研究分野にとどまらない。MRIやCTのように、人間の体内を可視化する医療機器も多くの医療機関で使われているし、アップルウォッチやフィットビットに代表されるような、日々の活動量や心拍、睡眠などを個人が測るデバイスやアプリも数多く出回っている。最近では、個人が自身の遺伝子情報を調べられるサービスも提供され、人の身体に関する情報は、かつてよりも格段に容易に、個人でも知ることができるようになっている。

 ただ、自分のゲノム情報が分かり、活動量や心拍、睡眠などが分かったとしても、それらの関連は厳密な意味ではよく分かっていない。何らかの統計値、研究者や医療従事者の経験値、あるいは個人の経験則から、様々な推測が成り立つことは確かだ。実際、メディアなどで取りげられる健康に関する情報は大抵、統計値に基づく指摘である。ただ実際には、そうした統計や推測が「各個人にどれぐらい当てはまるか」はよく分からない。食事のカロリー制限や回数と太りやすさ、運動の効果、薬を服用した際の効き方、アレルギーの有無と影響度、パフォーマンス維持に必要な睡眠時間……。どれをとっても、実際のところは一様ではなく、かなりの個人差がある。つまり、自分の体の中で実際に何が起こっていて、どんな生活をすると自分の体がどうなっていくのかをデータに基づいて知る術は、私たちはまだ手にしていないわけだ。

 こうした問題意識から、「人を解き明かしたい」と考え、それに挑んでいるのが、2017年10月に設立されたヒューマノーム研究所である。ヒューマノームとは、ヒト(human)と「-ome」(全体・総体を意味する接尾語)を組み合わせた造語。「ヒトとは何か」という壮大な問いにデータサイエンスで挑もうとしているわけだ。

 ヒューマノーム研究所の取り組みのユニークな点は大きく2つある。一つは、「一人のヒト」の体内で起こっていることを「統合的に」理解しようとしていることである。個別具体的な「一人のヒト」へのこだわりは、従来の研究が、「平均的なヒト」という抽象的な人格を対象にしているのと大きく異なる。さらには、その「一人のヒト」の体内で、睡眠や心拍など、これまで別個のものとしてとらえられていたデータの、相互の関連付けを統合的かつ定量的に測定しようとしている。

 もう一つのユニークな点は、この研究を学術研究機関ではなく、民間の企業として進めていこうとしていることだろう。つまり、この壮大な研究を、利用者(あるいは利用企業)から対価をもらって提供するサービスにつなげようとしている。しかも、取り組んでいるのは生まれて間もないベンチャー企業だ。

 2018年の終わりから2019年初頭にかけては、山形県鶴岡市湯野浜の温泉街で、この野心的な試みを具現化する第一歩となる研究プロジェクトが行われた。温泉旅館に勤める25人を対象に、食事と便、血圧と睡眠を一定期間にわたって採取・調査する取り組みである。

 ヒューマノーム研究とは一体何で、その先に何を見ているのか――。ヒューマノーム研究所を立ち上げたキーパーソンの2人に話を聞いた。社長で情報科学の研究者である瀬々 潤氏と、取締役で免疫学の研究者、そして「ヒューマノーム」という言葉の産みの親でもある、井上 浄氏である。

「平均」には、もはや誰も興味を抱かない

(以下、井上氏、瀬々氏のインタビュー)

──まず、「ヒューマノーム研究」とは何か、改めて教えてください。

井上氏 全体をまとめて言うなら、「一人のヒトに関わるさまざまなデータを統合的に解析して『ヒトとは何か』という問いに挑む新しい学問領域」ということになります。

 いま、生命科学の分野はものすごいスピードで研究が進んでいます。ゲノム解析、免疫の働き、腸内細菌、脳科学など、生命科学の中でも多岐にわたる分野で、データに基づいて次々に新しいことが明らかになってきています。

 最近は、Apple WatchやFitbitのような、ヘルスケアデバイスが容易に手に入ります。ヒトの健康にまつわる膨大なデータを取得できるようになっているわけです。ただ、血圧や血糖値などの健康情報、それらのデータはバラバラに集められていて、それぞれの関連を統合的に解析する研究は私の知る限り、世界でもほとんど取り組まれていません。そもそも、それらの異なるデータを1カ所に集めてそれらの関連性を調べる場所がありません。まずはデータを一つの場所に集めて、それらの関連性をきちんと調べる。そのためにヒューマノーム研究所を立ち上げました。ヒューマノーム研究所は民間企業ですが、僕も瀬々も研究者でもあるので、エビデンスになり得るデータを集めながら、個々のデータの相関関係を調べていきます。

瀬々氏 僕らがみな経験則で知っている通り、前の日にお酒を飲みすぎたら次の日は眠いですし、塩分を摂り過ぎた翌日はむくみます。ただ、多くの研究データは、お酒はお酒だけ、睡眠は睡眠だけ、食事は食事だけとバラバラに影響を考えていることが大半で、それぞれの関連性が見えません。それらをつないで統合的に理解できるようになってこそ、本当に面白いことが分かるようになるはずです。

──テレビやネットにはさまざまな健康情報があふれていますが、それらを合わせて見ると、ときには正反対の対策を両立させなければならないなんてことがありますよね。それってなぜなのでしょうか?

瀬々氏 従来の研究が、統計データに基づいて「平均的な人」を扱おうとしていることに大きな原因があります。それはマスのデータとしては確かに意味があるのですが、みんながみんな「平均的な身体」を備えているということはあり得ません。誰しもどこかで平均から外れているし、場合によってはきわめて稀な身体的特徴を備えている人もいますから。結局のところ健康に関して知りたいのは、自分がどんな状態なのか、自分が将来どうなるかということであって、平均値ではありませんよね。

井上氏 「日本人平均」とか、正直、自分じゃないから関係ないじゃないですか。自分に関するデータを網羅的に蓄積して、それぞれの関連性を見ていくと、自分の将来の健康状況をかなりの精度で予測できるようになると考えています。

 ヒューマノーム研究所を立ち上げたのは、それを可能にするだけの幅広いデータを集めやすくなってきたことが、一つの大きな理由です。

 僕個人に関して言えば、Fitbitを常に身に着けて活動量や心拍のデータをとっていますし、食習慣や排便の記録もつけています。そうしたデータを今から積み上げていけば、どこかで解析できるようになります。でも、積み上げる場所がバラバラだと、今度はそれらを集めてくるのに時間とコストがかかってしまいます。だったら初めから同じ場所に入れておける仕組みを作っておこうと、この会社を思って立ち上げたわけです。

瀬々氏 データを統合解析する際に重要なのがAI(人工知能)であり機械学習です。機械学習と統計は混同されがちですが、両者の目的は異なります。統計は、既にあるデータを「説明」することに重きを置きますが、AI・機械学習は、データに基づいて今の状況を「判別」したり、将来を「予測」したりするための技術です。さまざまな健康データが取れるようになってきたし、それらのデータから人の将来の健康を予測するAIを作れるようにもなっています。だからこそ、今このタイミングでヒューマノーム研究所の設立に踏み切りました。
ヒューマノーム研究所の社長で情報科学の研究者である瀬々 潤氏

「食べる・眠る・働く」のつながりを徹底的に解明する

──具体的には、どのようなデータを集めて統合・解析するのでしょうか?

井上氏 まずは、人間の「食べる・眠る・働く」をまずは徹底的に解明しようと思っています。「食べる・眠る・遊ぶ」でもいいんですが、人間の1日の行動は、ほぼこの3つで説明できます。ですから、まずはこれらに関するデータをとって、その関連を見ていこうと。「食べる」ことと「眠る」ことの関連や、「働く・遊ぶ」ことと「眠る」ことの関連が、経験則ではなくデータではっきり見えてきたら、すごいことになると期待しています。

 具体的な内容としては、例えばメタジェンというスタートアップとの取り組みがあります。「食べる」については食事の記録を取りますし、食べたら僕たち人間はみな排泄します。メタジェンは、この便に含まれる腸内細菌のゲノムデータや代謝産物を解析する企業です。「働く・遊ぶ」については、歩数などの活動量や血圧データを集めて解析します。これらのデータと、彼らが集めるデータとを合わせて解析すれば、食習慣と体質、健康状態を結びつけられるかもしれません。

瀬々氏 睡眠を測定するデバイスについても、スマホのアプリや腕時計型の端末、布団やマットレスに敷くタイプなど、かなりの種類が出ています。それだけ睡眠への関心が高いということでしょう。

 これらのデバイスを試したことがある人は分かると思いますが、計測の精度やレム睡眠・ノンレム睡眠の判定にかなりバラツキがあります。じゃあ結局、どのデバイスを使うのがいいのか。そこで、睡眠研究のスタートアップであるニューロスペースと一緒にスリープテックラボを立ち上げ、費用対効果の面も考慮して、デバイスの選定にも取り組んでいます。

──今世の中には、さまざまな測定デバイスが出回っています。それらでどこまでのことが分かるようになっているのでしょうか?

井上氏 現状だと、これまではなかなか簡単に見られなかったデータが、気軽に可視化できるようになってきているレベルです。血圧や心拍や睡眠の深さなどですね。デバイスによって精度のバラツキもかなりありますが、個人が手軽に見られるようになってきたのは大きな一歩ではないかと。

 精度の高い測定は、その気になればいくらでも調べる方法があります。例えば睡眠中の脳波を調べることも技術的には可能です。ただ、それを個人の家に置くのは無理がありますし、そもそも頭に電極をつけた状態で普段どおり寝られるかという問題もあります。ですので、手に入れやすいデバイスのなかで、どれを使うとより正確かを比較しながら選んでいます。

瀬々氏 もちろん、今のデバイスで100%完璧なデータを取れるとは思っていませんが、例えばFitbitは歩数計としては十分な精度がありますし、心拍もそこそこの精度でデータがとれます。医療機器レベルではありませんが、活動量の目安を知るには十分な精度です。

 そうやって集めたデータを統合・解析して、その人個人がどうなっていくかを予測する。それを知るために、一人ひとりが自分の意思で今の健康データを取得し、それにもとづいて将来を予測できるようにするのが第一歩です。

井上氏 ここからは妄想レベルの話ですが、一人ひとりの健康データが貯まり、AIを使うなどして、高精度で関連性を分析したり将来を予測したりできるようになると、こんなことも可能になります。

 例えば、今日はファーストフードを食べたいな、山盛りのラーメンを食べたいなと思ったとき、スマホのアプリで今日これを食べたらどうなるかを調べてみる。すると、「今の食生活を続けていると近い将来こうなります」という予測が返ってくる。それを見て、今日はサラダ中心のご飯にしようと。

 あるいは、「健康データをオンラインのカレンダーと連携させて、今日は調子が悪いから1日の予定を見直しましょう」とか、「明日は大事な会議があるので今日はヘルシーな食事と適度な運動をしましょう」とか。AIの予測に基づいて自分の健康を自分でつくっていけるようになるわけです。

瀬々氏 そういうことを自分の意思と判断でできるようにしたいというのが、私たちの描いている将来像です。自分の体で仮説検証や臨床試験を進めていくようなイメージです。

井上氏 これも妄想めいた話ですが、一人ひとりの人間の将来予測がかなりの精度でできるようになると、人類全体の進化の方向性も見えてくると期待しています。一人ひとりが向かう方向性のベクトルを足し合わせると、人類全体の傾向も見えてくるのではないかということですね。

オープンイノベーションから「知の鎖国」へ

瀬々氏 サービスの形態としては、一人ひとりの健康データを、その人の意思に基づいて社会に提供することも可能にしたいと考えています。一人ひとりの健康データを統合的に解析し、将来を予測するサービスを個人に対して提供する。個人の利用者は、自身の健康データを社会に対して、あるいは特定の第三者に対して提供し、その対価をもらえるようにしたい。 みんなが健康になるし、自分の得にもなる、つまり。そういう循環をつくっていければ、社会全体が幸せになっていくという考えです。

井上氏 自分の取りたいデータを積み立てて、その人が得をする形をつくるのが僕らの役目です。その結果、世界みんなが健康になろうと。いい世界をつくろうというのがヒューマノーム研究所の理念です。

瀬々氏 なぜデータが売れるのか。それを説明するために、僕がよく講演で使うのが、『エコノミスト』の雑誌の挿絵です。少し前までは、石油の流通を握っていれば、多くの富を得ることができました。ところが今は、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon.com)がデータを握って大勝ちしています。少なくともWebの世界ではデータを握ったところが勝っています。

 このデータ重視の流れは生命科学にも確実に押し寄せています。価値があるのはデータです。「食べる・眠る・働く」というのは、その人の経験そのものです。つまり、その人の経験に価値が出てくる時代になるわけです。そうすると、自分が特殊な経験をしたときのヘルスデータが売れるようになるかもしれません。

井上氏 例えば、バンジージャンプやスカイダイビングをしたときに心拍や血圧がどうなったのか。それをVRと組み合わせて五感を再現するとともに、ヘルスデータも体感することができるようになったとしたら……。そういうエンタメに何千円か払う人も出てくるかもしれません。僕なら現実のバンジーは飛びたくないですが、そういう仮想体験なら3000円は出してもいい。そういう特殊な体験が価値になり得るということです。

瀬々氏 ここ最近は、オープンイノベーションが大きな流れになっています。データを公開し、組織や個人の枠組みを越えてイノベーションを加速する。でも、個人でこれだけデータを取れるようになってくると、その特殊な経験こそが価値を持ちます。その体験を無条件でオープンにするのではなく、敢えて閉ざすことで、それに価値を感じる人が出てくるはずです。つまり、個人の特殊な経験が高く売れるようになる。自分自身の体験を特殊化し、自分のなかで積み立てていく。僕らはそれを「知の鎖国」と呼んでいます。オープンイノベーションから「知の鎖国」への流れが起きていくでしょう。

井上氏 お金に対する価値観が変わっているのも重要なポイントです。昔は、労働の対価としてお金をもらっていた。ところが今は、健康のためにお金を払ってジムで体を動かす。あるいは、お金を払って田舎に行って田植えを体験しに行く。富や豊かさの象徴が、お金を持っていることではなく、健康であることにシフトしている。その流れを受けてのヒューマノーム研究所ですし、僕らの活動でその流れを加速させたいとも思っています。
取締役で免疫学の研究者、そして「ヒューマノーム」という言葉の産みの親でもある井上 浄氏

山形の温泉街で始まった壮大な試み

──事業の現状についても教えてください。

井上氏 BtoCのサービスイメージを語りましたが、いきなり個人向けにサービスを始めるのは難しいので、まずはBtoBで事業をつくりながら、個人向けにも提供できる事業モデルを模索しています。技術的にやれること、やりたいことは山ほどありますが、事業としての出口をしっかり作り、それを継続しながら新しいことにチャレンジしていこうと考えています。

瀬々氏 具体的な事業としては、メタジェンやニューロスペースのようなベンチャーと共同研究をしたり、データ解析などのコンサルティングサービスを提供したりしています。それから、企業の多くが社員の健康をリスク要因として捉えるようになっていますから、「健康経営」の枠組みで、社員の健康管理や健康データ解析を任せてもらうこともサービスとして提供できると考えています。

井上氏 その次の大きなステップとして取り組んだのが、2018年末から2019年の初めにかけて実施した研究プロジェクトです。経済産業省の「平成30年度健康寿命延伸産業創出推進事業(産学連携・データ駆動型のイノベーション創出基盤構築事業)」に採択され、山形県鶴岡市湯野浜の温泉街で、旅館で働く25人を対象に、4週間かけて「食べる・眠る・働く」のデータを集めました。

 参加してくれた25人には、集めたデータの解析結果をお返しします。まずは、メタジェンやニューロスペースなどのベンチャーがまとめた個別のレポートの形です。そのうえで、ヒューマノーム研究所としては個々のデータの相関関係を調べ、何か重要なことが見えたら参加者のみなさんにもフィードバックしていきます。

──非常に高度な健康診断というイメージで理解は合っているでしょうか?

井上氏 そのイメージで合っています。この事業を旅館でやっていることにも、実は意味があります。旅館の一室を診療所にするんですね。実際に部屋を改造しようかという話も出ています。そうすると、かなり本格的なヘルスツーリズムに発展させられるかもしれない。1週間ぐらい長期滞在してもらえば、何から何まで調べて個々のデータの関連が分かりますよというレベルにまで持っていきたい。

 湯野浜でやるのは地域活性化の狙いもあります。2代目や3代目の旅館の社長たちの気合いの入り方がすごくて、面白い展開にしていけるのではないかと。

瀬々氏 もう少しライトな形もあり得ます。温泉旅行に申し込んだらFitbitが送られてきて、それを着けて温泉旅館に行くと健康状態をチェックしてもらえて、温泉と食事で健康になって帰ってきます、みたいなことですね。ふわっとしたイメージに聞こえるでしょうけれど、そこに確かなデータがあれば、それがエビデンスになります。

──お年寄りが孤食になってボケが早まっているという話もありますね。孤食の影響を確かめたり、その対策としてサービスを提供したりすることもできそうですね。

井上氏 これを医師主導ではなく、地域主導で取り入れられるシステムにできれば、いろいろなお金の使い方ができると思います。

瀬々氏 孤食対策でこうしたシステムを入れることには抵抗があるかもしれませんが、高齢者向けのデイケアサービスも含めて、デバイスをつけて参加者で健康状態を競い合うみたいな形にできれば、みながハッピーになると思います。そういうサービスに発展させていきたいですね。

──いまは集めたデータを解析中だと思うのですが、現段階で何か見えてきたことがあれば教えてください。

瀬々氏 データとしてはこれからですが、明らかに面白いことがあります。みなさん山形なので漬物文化で、食事としては塩分過多、実際にみなさん高血圧です。でもみなさんとてもお元気で。血圧と健康の関係に一石を投じる結果になるかもしれません。


萱原 正嗣
(撮影:湯浅 亨)


本記事は、日経BP総研とSansan株式会社が共同で企画・制作した記事です。
© 2019 Nikkei Business Publications, Inc. / Sansan, Inc.

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