ガスコンロを使うところを想像してみてください。鍋やフライパンを置いて、つまみをひねって火をつける。もしくは網に魚をのせてグリルで焼く。およそデジタルとは縁遠いイメージを持っている方が多いのではないかと思います。でも実は今、ここにもデジタル技術がかなり入り込んできています。


 タイマーで自動消火、設定温度の維持、自動で炊飯といったことは当たり前。お湯が沸いたら知らせてくれる機能も便利です。そして今回紹介する「スマートコンロ」は、さらに先を行っています。スマートフォンとも連動できますし、センサーを使って自動調理も可能になっています。コンロの前に張り付く時間を減らしてくれる、仕事や家事に追われて忙しい人にとっては、強い味方になるのではないでしょうか。

スマホアプリで「Myレシピ」

 スマートフォンとの連動機能を持つこのコンロは、ノーリツが販売しています(コンロとスマートフォンの連動には、家庭内に無線LAN環境が必要です)。これはガス機器業界初の機能なのだそう。具体的に何ができるのかを聞きました。

スマートフォンとコンロを連動させると、どんなことができるのでしょうか?

 まず、連動させるには、スマートフォンに専用アプリをインストールします。この専用アプリには“Myコンロ”と“Myレシピ”という2つのメニューがあって、Myコンロにはコンロの状態を確認できる「状態表示」と、火加減や温度、調理モードなどの設定をコンロに送信できる「便利機能設定」の2つの機能があります。Myレシピでは、260種類以上(2018年7月末現在)のレシピからを選択し、そのメニューにあった調理モード、時間をコンロに送信できます。


Myコンロの画面ではコンロの状態をリアルタイムで確認できる

コンロの状態とは具体的に何を見ることができるのでしょうか?

 Myコンロの画面は左右のコンロとマルチグリルと呼ばれるグリル部分の3つに分かれています。それぞれ鍋が置かれているかどうか、火がついているかどうかがアイコンで表示され、火加減や設定温度、タイマーの残り時間などをリアルタイムに確認できます。グリルには、食材の量を検出して火力や調理時間を調節する自動調理の機能(オートメニュー)があるのですが、今どのオートメニューを使っていて、残り時間が何分かということもスマホから確認できます。

本記事は、日経BP総研とSansan株式会社が共同で企画・制作した記事です。
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