外出先でも家電とつながる

 ヘルシオに相談して出てきたメニューの中で、良さそうなものがあれば、ディスプレイ上でそれを押します。すると、クラウドからメニューデータがダウンロードされます。そのままスタートして加熱調理を始めることもできますし、保存して本体の液晶や専用のスマホアプリ上からレシピを確認することもできます。スマホアプリには買い物リスト機能もついているので、材料一覧を一括で買い物リストに登録し、外出先で見ることもできます。


メニューのデータは本体ではなくクラウド上にあるんですね。


 はい。クラウドからダウンロードして使います。クラウド上では使えるメニュー数がどんどん追加されていきます。現在約2500点のメニューがありますが、これからも徐々に増やしていく予定です。


 これらのメニューはスマホアプリから検索することもできます。アプリのトップ画面には「今日のおすすめ」メニューが配信されますが、これも、お客様の利用履歴などの情報を元に配信内容が変わるので、自分にぴったりのおすすめが表示されるようになっています。


 クラウドを通して本体とスマホがつながるため、出かける前にヘルシオと相談して家を出て、帰宅途中にアプリを見ながら買い物をして帰るという使い方もできますし、仕事帰りにアプリでメニューを検索して、夕飯の献立を決めたら途中で足りないものを買って帰るという使い方をしているお客様も多いようです。


 またホットクックには予約調理という機能がありますが、スマホアプリを使って外出先から予約時間を変更することもできます。ホットクックの予約調理では、本体に材料を入れてメニューを選び、出来上がり時刻を設定しておくと、一度食材に火を通した後、腐敗しやすい温度帯(40~45℃)を避けて温度管理しながらじっくり煮込み、予定時刻に熱々の食べごろに仕上がるよう加熱してくれます。この仕上がりのタイミングを出先から変更できるので「台風で家族の帰宅が早まった」「仕事が終わらなくて夕飯が遅くなりそう」など急な予定の変更にも対応できます。

他の機器やサービスとつながる

スマホとつなげることで、いろいろと便利になるわけですね。


 つながるのはスマホだけではありません。ヘルシオのウォーターオーブンやホットクックには冷蔵庫と連携できる仕組みも追加しました。


 シャープのAIoT対応の冷蔵庫には、音声発話と液晶画面のキー操作でメニューの相談をする機能がついています。冷蔵庫は食材を預かる身なので、ここでどんな食材があるかを確認して、それから何を作るか考える、というのが一般的によくあるパターンなのではないでしょうか。その際、従来はフライパンや鍋を使ったメニューを提案してきたのですが、新しい機能ではヘルシオのウォーターオーブンやホットクックを使っているお客様に対しては、ヘルシオで作れるメニューが提案されたり、ヘルシオでもフライパンでも作れるメニューが提案されて好きな方を選べたり、選んだレシピを直接ヘルシオに送信したりできるようになりました。


 このような機能の追加もクラウド上で行われるので、新製品だけでなく、既にご家庭にあるAIoT対応冷蔵庫でも同様に機能が追加されます。


 ほかにも、他社製品との連携を進めていきたいと考えています。既に行われている例ではスマートスピーカーがあります。スマートスピーカーと連携することでキッチンから離れたところから、例えばリビングでくつろぎながらヘルシオに相談したり、メニューを送信したりできます。

本記事は、日経BP総研とSansan株式会社が共同で企画・制作した記事です。
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