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国内 公開日: 2023.04.27

凸版印刷がデロイト トーマツと混雑状況データを活用したダイナミックプライシングの実証実験を実施 店舗売り上げの最大化へ

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▼ ニュースのポイント
①凸版印刷がデロイト トーマツとダイナミックプライシングの実証実験を実施している。
②「nomachi(R)」で取得した人流データと割引きインセンティブを連動させ、集客効果を検証。
③実証から1カ月では、店舗・利用者ともに好意的に評価している。

実証から1カ月では概ね好評

 凸版印刷は4月26日、混雑状況をリアルタイムに把握できる同社のサービス「nomachi(ノマチ)(R)」を活用したダイナミックプライシングの実証実験を、3月1日~6月6日まで浦安市内の店舗で実施していると発表した。



 実証実験は、千葉県浦安市の「鎌倉ハンバーグ LaNai 3/9」と「la plage」で行われている。

 実証から1カ月経過した時点における店舗では、利用者が混雑状況を事前に確認できる点や割引率の設定のしやすさなどが好評だった。また利用者へのアンケートでは、混雑を避けて食事ができる点が評価されたほか、ダイナミックプライシングの取り組み継続の要望があったという。

混雑予想と割引きした際の売り上げ予想をAI解析

 今回の実証では、「nomachi(R)」のセンサーで取得した店舗の人流データと割引きインセンティブを連動させ、集客効果を検証している。

 割引きインセンティブは、店舗の売り上げ最大化に向け、デロイト トーマツ グループと協力して開発したアルゴリズムを用いる。

 同アルゴリズムは、混雑予想と割引きした際の売り上げ予想をAI解析できるようにしたもので、適切な割引きタイミングと割引率を算出することができる。これにより、店舗の売り上げ最大化を目指す。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

凸版印刷 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001132.000033034.html


▼ 会社概要
凸版印刷は印刷テクノロジーをベースに、情報コミュニケーション事業、生活・産業事業、エレクトロニクス事業を展開している。

社名:凸版印刷株式会社
代表取締役:麿秀晴
所在地:東京都文京区水道1-3-3


▼ 会社概要
デロイト トーマツ グループは、日本最大級のプロフェッショナルグループのひとつ。各法人が監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務などを提供している。

社名:デロイト トーマツ グループ
グループCEO:木村 研一
所在地:東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング

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