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国内 公開日: 2021.08.18

ELYZAが損保ジャパンのカスタマーセンターで実証実験を実施 コールセンター領域のDX推進へ

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▼ ニュースのポイント
①松尾研究室発AIスタートアップのELYZAとSOMPOホールディングスがコールセンター領域におけるDX推進に向け提携。
②提携第1弾として損害保険ジャパンのカスタマーセンターで実証実験を実施。
③実証で、対話に特化した「生成型」要約モデルの共同開発、実装を目指す。

ELYZAの自然言語処理技術がコールセンターのDX推進に合致

 東京大学・松尾研究室発AIスタートアップのELYZAは8月16日、SOMPOホールディングスと提携し、損害保険ジャパンのカスタマーセンターで生成型要約モデルの実証実験を行うと発表した。



 ELYZAは、日本語に特化した大規模言語モデルの独自開発に成功し、日本語での「生成型」要約モデルを提供している。

 今回、ELYZAの保有する自然言語処理技術が、SOMPOホールディングスのコールセンター領域におけるDX推進に合致したことから、業務提携することとなった。

 提携の第1弾として、損害保険ジャパン・カスタマーセンターにて、通話内容の要約記録作成の実証実験を7月から実施している。

対話に特化した「生成型」要約モデルの共同開発へ

 損害保険ジャパンのカスタマーセンターでは、客への対応をシームレスに行えるよう、客との通話内容を要約記録し、カスタマーセンター内や代理店、営業店と共有している。このため要約文章を作成する「生成型」の要約モデルを必要としていた。

 そこで今回の実証では、損害保険ジャパン・カスタマーセンターのデータを教師データとし、ELYZAの提供する要約モデルに学習させ、2022年度中に対話に特化した「生成型」要約モデルを共同開発するという。

 これにより、国内初の通話内容の要約作業自動化を目指し、カスタマーセンターの業務効率化と客へのスピーディな対応を実現するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ELYZAプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000047565.html


▼ 会社概要
ELYZAは、東京大学・松尾研究室発AIスタートアップで、自然言語処理・マルチモーダルに特化したAI開発・サービス開発を行っている。

社名:株式会社ELYZA
代表取締役:曽根岡侑也
所在地:東京都文京区本郷2-27-2 エポック本郷8F


▼ 会社概要
SOMPOホールディングスは、損害保険会社、生命保険会社などの連結子会社の経営管理などを行っている。

社名:SOMPOホールディングス株式会社
代表取締役:櫻田 謙悟
所在地:東京都新宿区西新宿1-26-1


▼ 会社概要
損害保険ジャパンはSOMPOホールディングスの中枢を担う企業で、損害保険事業を行っている。

社名:損害保険ジャパン株式会社
代表取締役:西澤 敬二
所在地:東京都新宿区西新宿1-26-1

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