国内
2021.03.27
成田・羽田で「顔パス」搭乗手続きの実証実験開始
NECの顔認証システムを活用
成田空港と羽田空港では4月から、NECの顔認証システムを活用した搭乗手続き「Face Express」の実証実験が開始される。Face Expressは、空港でのさまざまな手続きが「顔パス」で可能になるというもので、スムーズな搭乗手続きと接触リスク軽減が期待される。両空港では同実証を4月13日から一部のターミナルなどで開始し、7月から本格運用を開始する予定としている。

今回のFace Expressでは、搭乗者が自身の顔写真を所定の手続きで登録する。このFace Expressには、NECの生体認証の中核技術となっている顔認証技術が搭載されている。
このため顔写真登録後は、空港でのチェックインや手荷物預け、保安検査、搭乗ゲートなどで、搭乗券・パスポート提示不要の「顔パス」が可能になるという。
NECの生体認証システム、世界約50の空港に提供
NECの生体認証には、顔、虹彩、指紋・掌紋、指静脈、声、耳音響などがあり、ニーズに合わせて使い分けや組み合わせが行われている。同社の生体認証技術を活用したシステムは、世界の約50カ所の空港に提供されているという。(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NEC ニュースリリース
https://jpn.nec.com/press/202103/20210325_02.html
関連記事
-
国内
2021.04.06
特許庁、職員が作成した漫画版「漫画審査基準~AI・IoT編~」を公開
-
国内
2021.04.03
「医療AIプラットフォーム技術研究組合」設立 厚生労働大臣・経済産業大臣認可
-
国内
2021.04.02
特定デジタルプラットフォームの透明性と公正性に向けた法律の規制対象事業者を指定
-
国内
2021.04.01
手話と音声の双方向コミュニケーションシステム、ソフトバンクと電気通信大学が開発
-
国内
2021.04.01
バカンが埼玉県久喜市に混雑状況をリアルタイム配信するプラットフォームを提供
-
国内
2021.04.01
リマークが「Good Life福山」を使った実証実験をスタート