国内
公開日: 2022.07.02
安藤ハザマがエッジAIを活用したシステム開発 コンクリート打設の数量・時間管理を自動化
▼ ニュースのポイント
①安藤ハザマがコンクリート打設の数量管理・ 時間管理システムを開発。
②エッジAI技術活用、コンクリート打設にICTツール。
③品質確保と戻りコン減少、管理者の省人化。
AvintonジャパンのAI技術を利用したシステム導入により、コンクリートの打設数量の把握・戻りコンの減少、管理者の省人化を実現した。

入場ゲートでは到着した生コン車のナンバープレート・到着時刻の画像が、打設箇所では開始と終了時刻・ナンバープレートの画像がクラウドに送信される。
コンクリートの納品書集積所には文字認識システムと連携したタブレットがあり、生コン車の運転手がボタンを押すと電子データ化された納品書の記載内容をクラウドに送信する。生コン工場ごとの打設数量、生コン車の打設時間をリアルタイムに把握・管理できる。
今後は、1回当たりのコンクリート打設量が多い上下水道施設やポンプ場、水門などの工事に展開し、ICTツールを活用した施工管理のDX化を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
安藤ハザマ ニュースリリース
https://www.ad-hzm.co.jp/info/2022/20220630.php
▼ 会社概要
安藤ハザマは、土木・建築・海外事業のほか、不動産・インフラ運営事業を展開する企業。技術・工法の開発など課題解決に向けたソリューションを提供する。
社名:株式会社安藤・間
代表取締役:福富 正人
所在地:東京都港区東新橋1丁目9番1号
①安藤ハザマがコンクリート打設の数量管理・ 時間管理システムを開発。
②エッジAI技術活用、コンクリート打設にICTツール。
③品質確保と戻りコン減少、管理者の省人化。
ICTツールを駆使した本技術
安藤ハザマがエッジAI技術を活用したコンクリート打設の数量管理や時間管理を自動で行うシステムを開発したと、6月30日に発表している。AvintonジャパンのAI技術を利用したシステム導入により、コンクリートの打設数量の把握・戻りコンの減少、管理者の省人化を実現した。

品質確保・省人化の両立
同システムは、画像・文字認識システムを搭載したネットワークカメラとminiPC端末が、生コン車の現場到着時刻・打設開始時刻・打設終了時刻を電子データ化してクラウドに送信する。入場ゲートでは到着した生コン車のナンバープレート・到着時刻の画像が、打設箇所では開始と終了時刻・ナンバープレートの画像がクラウドに送信される。
コンクリートの納品書集積所には文字認識システムと連携したタブレットがあり、生コン車の運転手がボタンを押すと電子データ化された納品書の記載内容をクラウドに送信する。生コン工場ごとの打設数量、生コン車の打設時間をリアルタイムに把握・管理できる。
総合的な生コン管理システムへ
また、管理データ、ネットワークカメラ画像はどこからでも確認でき、打設ペースや待機・打設中の生コン車数などの把握も可能。管理表やグラフを自動作成してコンクリート打設をリアルタイムに把握する。今後は、1回当たりのコンクリート打設量が多い上下水道施設やポンプ場、水門などの工事に展開し、ICTツールを活用した施工管理のDX化を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
安藤ハザマ ニュースリリース
https://www.ad-hzm.co.jp/info/2022/20220630.php
▼ 会社概要
安藤ハザマは、土木・建築・海外事業のほか、不動産・インフラ運営事業を展開する企業。技術・工法の開発など課題解決に向けたソリューションを提供する。
社名:株式会社安藤・間
代表取締役:福富 正人
所在地:東京都港区東新橋1丁目9番1号
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