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国内 公開日: 2022.07.07

東日本電信電話らが農作物の積み荷作業車とトラック配送ルートをAIが最適化するプログラムを開発 今秋から活用される見通し

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▼ニュースのポイント
①東日本電信電話と社調和技研は、農作物の積み荷作業車とトラック配送ルートをAIが最適化するプログラムを開発した。
②農作物の劣化を防ぐためには、効率的に集荷する必要があるのだが、集荷ルートを作成する担当者への負担が大きいことや、運転手不足などの課題が存在している。
③プログラムは、今秋の馬鈴薯収穫時にJA士幌町において、集荷配送業務に活用される見通し。

AIが集荷ルートを最適化

 7月4日、東日本電信電話と社調和技研は、農作物の積み荷作業車とトラック配送ルートをAIが最適化するプログラムを開発したことを発表した。

 この農作物とは馬鈴薯を指し、積み荷作業車はタイヤショベルのことである。

 今回開発されたプログラムは、今秋の馬鈴薯収穫時にJA士幌町において、集荷配送業務に活用される見通しだ。



ルート作成担当者の負担を軽減することが可能に

 馬鈴薯の集荷を行う際、積込作業用タイヤショベルと運搬用のトラックを圃場に配車する。

 これらの車は運転手や台数に限りがあるため、集荷を待っている間に農作物が劣化してしまうことも。

 農作物の劣化を防ぐためには、効率的に集荷する必要があるのだが、集荷ルートを作成する担当者への負担が大きいことや、運転手不足などの課題が存在している。

 このような課題を解決すべく、集荷配送の最適化ルートを作成するAIプログラムの開発に東日本電信電話と社調和技研が着手した。

 このプログラムは集荷希望日や集荷場所、車の台数、優先条件などを入力するだけで、タイヤショベルとトラックの最適集荷ルートを地図上に表示してくれる。

 同プログラムを活用すれば、従来よりもトラックの待ち時間や移動距離を減らすことができ、ルート作成担当者の負担を軽減することが可能になる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東日本電信電話 プレスリリース
https://www.ntt-east.co.jp/


▼会社概要
東日本地域の地域電気通信業務やそれに附帯する業務、目的達成業務、活用業務などを手掛ける企業。


会社名:東日本電信電話株式会社
代表:澁谷 直樹
本社所在地:東京都新宿区西新宿3-19-2

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