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国内 公開日: 2021.12.15

アダコテックが2つのソリューションを相川プレス工業に提供 検査を自動化することにより検査時間が約1/3に

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▼ニュースのポイント
①アダコテックが自社開発した外観検査自動化システムを相川プレス工業に提供し、今月から本格稼働している。
②独自開発した画像検査ソフトウェア「AdaInspector」と、自動で対象製品の撮影を行うための装置を提供した。
③相川プレス工業は、この2つのソリューションを導入することによって、検査時間が約1/3に短縮した。

アダコテックが相川プレス工業へ技術提供

 12月13日、アダコテックは自社が開発した外観検査自動化システムを相川プレス工業に提供していること、そのシステムが今月から本格稼働していることを発表した。

 今回、アダコテックが相川プレス工業へ提供したソリューションは2つ。

 独自開発した画像検査ソフトウェア「AdaInspector」と、自動で対象製品の撮影を行うための装置だ。



検査時間が約1/3に

 AdaInspectorは「HLAC特徴抽出法」を活用した画像検査のソフトウェアで、難易度の高い欠陥を検出することができる。

 アルゴリズム構築に必要なデータも少なくて済み、ディープラーニングを活用した画像認識と比較すると、短期間で導入することができ、メンテナンスコストも小さく抑えることが可能。

 また、撮影装置においては、小さな欠陥を見逃さないように最適な撮影環境を整え、迅速な検査を可能にするための設備設計を行い、工場でエッジ装置として設置されている。

 相川プレス工業は、この2つのソリューションを導入することによって、検査時間が約1/3に短縮した。

 これまで目視で行ってきた検査を自動化することによって、欠陥の見逃しゼロと、品質保証の向上を目指していく。

 検査を自動化することによって、熟練の検査員がいなくても検査が行えるようになることから、人手不足や技術の継承難などの課題解決にも貢献できるのではないかと期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

アダコテック プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
産総研の特許を事業化するための産総研認定ベンチャーとして誕生し、ベンチャー事業を引き継ぎ設立された企業。

「HLAC特徴抽出法」と「多変量解析手法」を組み合わせ、学習型異常検知技術を発展させてさまざまな分野で応用させている。


会社名:株式会社アダコテック
代表:河邑 亮太
所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水302

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