国内
公開日: 2021.02.24
高齢者見守り会話ロボット「Tapia」を使った実証実験を実施
ガバメントピッチでマッチング
2月18日、MJIは今年の4月に茨城県大子町において、地域課題解決を目的とする実証実験プロジェクトを実施することを発表した。このプロジェクトは昨年10月に開催された「ガバメントピッチ」でマッチングが成立し、実現した。
このガバメントピッチは関東経済産業局が開催したイベントであり、ヘルスケア関連のベンチャー企業と自治体をつなぐというもの。
大子町は「田舎でIT介護!~高齢化率45%の町の挑戦~」という題目で地域課題やどのようなニーズがあるのかを発表した。

Tapiaで見守り
大子町では独居高齢者が増加している。そのような見守り支援が必要な人が支援を受けられる環境を整備するために、現状行っている「行政がメインで行う見守り」だけでなく、「多様な見守り」の導入に向けて動いている。今回の実証実験は今年の4月から6月に実施を予定しており、10世帯程度を対象とする。
MJIが提供する高齢者見守り会話ロボット「Tapia」を高齢者世帯へ設置し、離れて暮らす家族が高齢者を見守ることで、見守り環境の拡充を目指す。
また、Tapiaを使って高齢者へ町のお知らせを配信し、高齢者がTapiaを通じて必要な情報を得られるかを検証する。
高齢者が住み慣れた家で今後も暮らしていくために、見守り会話ロボットが高齢者世帯でどれだけ役に立つのかを確かめることが大きな目的だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
MJI プレスリリース
https://mjirobotics.co.jp/210218-2/
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