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国内 公開日: 2023.03.16

TuringがAIを活用してデザインした「完全自動運転EV」コンセプトカーを公開 実質1カ月半で3DCADデータからARデータまで製作

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▼ ニュースのポイント
①Turingが画像生成AI「Stable Diffusion」をフル活用してデザインした「完全自動運転EV」コンセプトカーを公開。
②Turingと日南が共同制作。
③実質1カ月半で3DCADデータからARデータまで制作した。

画像生成AI「Stable Diffusion」を最大限活用

 完全自動運転EVの量産を目指すスタートアップのTuring(チューリング)は3月15日、AIを活用してデザインした「完全自動運転EV」のコンセプトカーを、スケールモデルや走行アニメーションとともに公開した。



 今回のコンセプトカーは、同社とカーデザイン領域の経験豊富な日南が、画像生成AI「Stable Diffusion」を最大限に活用してデザインしたもの。

 両社はデザインの方向性を協議し、複数のキーワードからStable Diffusionで大量の画像を生成。プロンプトを調整しながら画像生成を繰り返し、二次元のデザインイメージを決定した。

 さらに、3DCADデータ、CGレンダリング、走行アニメーション、フルカラー3Dプリントスケールモデル、VR/ARコンテンツを実質1カ月半の短期間で完成させたという。

AIネイティブのTuringはあらゆるシーンでAIを活用

 Turingは将棋AI「Ponanza」を開発した山本一成氏らが創業したAIネイティブ企業。

 THE FIRST TURING CAR エンブレムのデザインプロセスではStable Diffusionを利用し、初の自社工場「Turing Kashiwa Nova Factory」のネーミングにはChatGPTを用いるなど、全てのシーンでAIを活用している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Turing プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000098132.html


▼ 会社概要
チューリングは完全自動運転EVの量産を目指すスタートアップ。将棋AI「Ponanza」を開発した山本一成氏と、カーネギーメロン大学の自動運転研究でPh.D.を取得した青木俊介氏が2021年に共同創業した。

社名:Turing株式会社
代表取締役:山本 一成
所在地:千葉県柏市若柴226番地44中央141街区1


▼ 会社概要
日南は、プロダクトデザイン、モビリティデザイン、デジタルモデリングなどを手がけている。

社名:株式会社 日南
代表取締役:堀江 勝人
所在地:神奈川県綾瀬市吉岡東1-14-13

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