国内
公開日: 2021.11.09
Fracta Leapの「水処理AI最適運転」が環境省の実証事業に、運転コストとCO2排出量の同時削減を実現
▼ ニュースのポイント
① 「メタ・アクアプロジェクト」が、環境省の実証事業に採択
② AIで過去データなどからRO膜装置の運転操作を最適化
③ 従来比で運転コストをおよそ4割、CO2排出量をおよそ1割削減
環境省の「革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業」に、「AI運転操作判断システムによる逆浸透膜(RO膜)装置の運転最適化」というテーマで応募して採択されたもので、AIで過去データなどからRO膜装置の運転操作を最適化し、運転コストとCO2排出量の同時削減の実現を図っていく。
Fracta Leapによれば、この技術・ソリューションにより、従来比で運転コストをおよそ4割、CO2排出量をおよそ1割削減を見込んでいるとしている。

「メタ・アクアプロジェクト」では、主にAI・IoT技術を用いて、水処理プラントの設計・生産や、運転管理のスマート化(効率化・高度化)を推進。RO膜以外の装置向けのAI最適運転ソリューションや、水処理プラントのAI設計(最適化・自動化)ソリューションも併せて開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Fracta Leap
https://fracta-leap.com/
Fracta Leapのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000075296.html
▼ 会社概要
Fracta Leapは、デジタル技術(AI・IoT×Simulation)によって、水処理インフラの問題解決に貢献。AI最適設計・AI最適運転などにより、プラントの建設から運用までをデジタル技術で最適化し、そのポテンシャルを最大化している。
社名:Fracta Leap株式会社
代表取締役:北林 康弘
東京オフィス:東京都新宿区高田馬場3丁目2-14
① 「メタ・アクアプロジェクト」が、環境省の実証事業に採択
② AIで過去データなどからRO膜装置の運転操作を最適化
③ 従来比で運転コストをおよそ4割、CO2排出量をおよそ1割削減
AIで過去データなどからRO膜装置の運転操作を最適化
Fracta Leapが参画する栗田工業の「メタ・アクアプロジェクト」が、環境省の実証事業に採択されたと、11月4日に発表した。環境省の「革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業」に、「AI運転操作判断システムによる逆浸透膜(RO膜)装置の運転最適化」というテーマで応募して採択されたもので、AIで過去データなどからRO膜装置の運転操作を最適化し、運転コストとCO2排出量の同時削減の実現を図っていく。
Fracta Leapによれば、この技術・ソリューションにより、従来比で運転コストをおよそ4割、CO2排出量をおよそ1割削減を見込んでいるとしている。

水処理プラントのAI設計ソリューションなども開発中
RO膜装置の運転においては、原水に給水ポンプで高圧力をかけて、RO膜を透過させる必要があり、電力消費量削減が水処理における重要課題の1つとなっている。通常運転では、RO膜の汚れが蓄積し、電力消費量が右肩上がりだったのに対し、今回のAI技術・ソリューションを用いることで、およそ1割の削減に成功。メンテナンス頻度の減少にもつながるとされている。「メタ・アクアプロジェクト」では、主にAI・IoT技術を用いて、水処理プラントの設計・生産や、運転管理のスマート化(効率化・高度化)を推進。RO膜以外の装置向けのAI最適運転ソリューションや、水処理プラントのAI設計(最適化・自動化)ソリューションも併せて開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Fracta Leap
https://fracta-leap.com/
Fracta Leapのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000075296.html
▼ 会社概要
Fracta Leapは、デジタル技術(AI・IoT×Simulation)によって、水処理インフラの問題解決に貢献。AI最適設計・AI最適運転などにより、プラントの建設から運用までをデジタル技術で最適化し、そのポテンシャルを最大化している。
社名:Fracta Leap株式会社
代表取締役:北林 康弘
東京オフィス:東京都新宿区高田馬場3丁目2-14
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