国内
公開日: 2021.03.25
ソニーとドコモ、日本とグアム間でエンタテインメント車両の遠隔操作に成功
東京のドライバーがグアムある車両を運転!
ソニーとドコモは3月22日、2500キロ離れた東京とグアム島の間で、5Gを活用してエンタテインメント車両を遠隔操作する実証実験に成功したと発表した。
車両周囲の映像を5Gで東京に伝送
実証実験では、グアムの検証用屋外施設にあるエンタテインメント車両「SC-1」を、乗客を乗せた状態で、東京から遠隔操作により運転した。東京にいるドライバーは、グアムから5Gで伝送されたSC-1車両の周囲のリアルタイム映像を見ながら運転したという。超高感度イメージセンサーで車両の周囲環境を一度に把握
SC-1の車両の前後左右には、人の視覚能力を超えるイメージセンサーが搭載されている。これにより、360度全ての方向にフォーカスされた映像が車内のディスプレイに映し出され、車両の周囲環境を一度に把握することができる。また、イメージセンサーは超高感度で、ディスプレイも高解像度であるため、夜もライト無しの運転が可能という。
両社は今回の国境を越えた遠隔運転の実証により、今後は、さまざまなオペレーションを、時差を利用してグローバルに行うことが可能になるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソニー・ドコモ ニュースリリース
https://www.sony.co.jp/
関連記事
-
国内
2022.05.21
FCNTがDSRと「水位検知ソリューション」を共同開発 ため池や河川など自然災害の防災・減災へ
-
国内
2022.05.20
zero to oneが法人向けに2022年第2回JDLA「G検定」の無償模擬試験をオンライン開催 数日後に結果レポートを発行
-
国内
2022.05.18
NTTが画像認識AIを用いて社会インフラ設備の錆を97.5%の精度で検出 一括点検で点検稼働の削減へ
-
国内
2022.05.16
伊藤園が富士通とAI画像解析技術を開発 茶葉の摘採時期を判断
-
国内
2022.05.13
GROOVE Xが「LOVOT」に骨格検出技術を搭載 LOVOTへの愛着形成を促すことが目的
-
国内
2022.05.13
カルビーが商品パッケージの校正業務をシステムで一部自動化 作業時間を3割削減