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国内 公開日: 2021.10.26

岡山大学・長岐清孝准教授らがMacを使った画像自動分類方法を開発 大量の画像分類が容易・低コストで可能に

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▼ ニュースのポイント
①岡山大学資源植物科学研究所の長岐清孝准教授らが、AIによる画像の自動分類を、安価に容易にできる方法を開発した。
②この方法は3つのアプリとApple社Macを利用するというもので、プログラミングの知識は不要。
③この方法は、さまざまな研究の省力化に寄与する。

さまざまな研究の省力化に寄与

 岡山大学資源植物科学研究所の長岐清孝准教授らが、AIによる画像の自動分類を、安価に容易にできる方法を開発した。この方法は、通常のアプリなどを組み合わせてApple社のMacで機械学習させるというもので、英国の専門誌「Chromosome Research」に10月14日付けで掲載された。



 この方法を開発した長岐准教授は、以前にサンプル内の各種細胞数の数値化が必要となり、自身で6週間かけて数えた経験を持つ。このとき、自動で数えてくれる安価な機械が欲しいと思い、今回の方法を開発することになったという。

3つのアプリとMacで画像自動分類機を作成できる

 従来、大量の画像を分類するには高価なコンピューターや専門家の助けが必要とされていた。また研究においては、専門家に依頼するのも憚られる些細な分類もあるという。

 今回開発された方法では、3つのアプリとMacを用いることで、プログラミングの知識がなくとも、オーダーメードの画像自動分類機を低コストで作成することができる。

 利用するアプリは、Apple社がアプリ開発者向けに無料公開しているCreate MLアプリと安価なRectLabelアプリ、さらに長岐准教授らが開発したCutSortアプリの3つという。

 この方法は、さまざまな研究の省力化に寄与でき、特に「ちょっとした分類ニーズ」が多い研究には最適という。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

岡山大学 プレスリリース
https://www.okayama-u.ac.jp/


▼研究所概要
岡山大学資源植物科学研究所は1914年に、大原美術館を創立した大原孫三郎により、農事の改善を目指す私立の研究所として設立されたが、戦後の農地改革で財政基盤を失い、昭和27年に岡山大学に移管された。

平成22年からは「資源植物科学研究所」となり、劣悪環境でも生育可能な作物の創出に向けた基礎研究を、国内外の研究者と連携して行っている。

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