国内
公開日: 2022.06.18
東北大学がスマートフォンに実装可能なAI軽量眼科画像解析モデルを開発 自己検診・早期発見・早期予防へ
▼ ニュースのポイント
①東北大学の中澤徹教授らのグループがAIを用いた眼科画像解析モデルを新たに開発した。
②同モデルは従来モデルよりも小さく、従来と同等以上の緑内障検出精度がある。
③今後はスマートフォンなどに実装し自己検診することで早期発見などが可能となる。
同モデルは従来モデルよりも小さく軽量で、従来モデルと同等以上の緑内障検出精度がある。これにより、今後はスマートフォンなどに実装して自己検診することで、早期発見・早期予防が可能となるとしている。

なお、この研究成果は、2022年5月20日の電子版Scientific Reports誌に掲載された。
だが眼科検査で用いる画像の特定部分を精確に計測するAIモデルを作成しようとすると、容量が大きくなり、スマートフォンなどに組み込むことが難しくなる。
そこで今回、中澤教授らのグループでは、AIが疾患の特徴を学習することで必要なデータ数が少なくて済むというAIモデルを開発した。
モデルの容量軽減に貢献しているチャネルナローイング(判別に必要な特徴のみを保持する仕組み)という手法は、形状の抽出や疾患の診断予測でも良好な結果を得ることができたとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東北大学プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/
▼法人概要
東北大学は、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部を持つ総合大学。
法人名:国立大学法人東北大学
総長:大野 英男
所在地:宮城県仙台市青葉区片平2丁目1-1
①東北大学の中澤徹教授らのグループがAIを用いた眼科画像解析モデルを新たに開発した。
②同モデルは従来モデルよりも小さく、従来と同等以上の緑内障検出精度がある。
③今後はスマートフォンなどに実装し自己検診することで早期発見などが可能となる。
従来モデルより小さく軽量で従来以上の精度
東北大学は6月16日、同大学大学院医学系研究科・中澤徹教授らのグループが、AIを用いた新たな眼科画像解析モデルを開発したと発表した。同モデルは従来モデルよりも小さく軽量で、従来モデルと同等以上の緑内障検出精度がある。これにより、今後はスマートフォンなどに実装して自己検診することで、早期発見・早期予防が可能となるとしている。

なお、この研究成果は、2022年5月20日の電子版Scientific Reports誌に掲載された。
AIが疾患の特徴を学習
日本では医療資源の不足が深刻化しつつあり、日常の健康管理や自己検診、遠隔診療にはAIを搭載した小型機器のニーズが高まると予想される。だが眼科検査で用いる画像の特定部分を精確に計測するAIモデルを作成しようとすると、容量が大きくなり、スマートフォンなどに組み込むことが難しくなる。
そこで今回、中澤教授らのグループでは、AIが疾患の特徴を学習することで必要なデータ数が少なくて済むというAIモデルを開発した。
モデルの容量軽減に貢献しているチャネルナローイング(判別に必要な特徴のみを保持する仕組み)という手法は、形状の抽出や疾患の診断予測でも良好な結果を得ることができたとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東北大学プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/
▼法人概要
東北大学は、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部を持つ総合大学。
法人名:国立大学法人東北大学
総長:大野 英男
所在地:宮城県仙台市青葉区片平2丁目1-1
関連記事
-
国内
2023.03.27
インテックが「統合型セキュアネットワークサービス」に新機能を追加 ネットワークとセキュリティを最適化する機能を追加
-
国内
2023.03.24
大日本印刷らが「AI支援胸部がん検診読影システム」の運用をスタート 放射線科専門医の負担を軽減し高精度の読影を実現する
-
国内
2023.03.23
スポチュニティが東京・広島間での「ICT機器によるオンライン部活動指導」の成果を発表 やり投げ選手の技能が飛躍的に向上
-
国内
2023.03.22
Turingが国産LLM(大規模言語モデル)の開発に着手 人間と同等以上のAI技術で完全自動運転の実現へ
-
国内
2023.03.22
Empathの「JamRoll」が「ZoomPhone」と連携 IP電話での架電よりも安価に通話の自動録音や文字起こしができる
-
国内
2023.03.21
ソルフレアがWEBメディア「CROWD ROASTER LOUNGE」をリリース 執筆者にAIを起用し世界中に発信