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国内 公開日: 2021.06.25

AIでM&Aマッチングの成立や成功の予測が可能 セカンドサイトが実証実験で確認

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▼ ニュースのポイント
①M&A業務は現在、全面的に人頼みとなっているため、業務の効率化が必要。
②セカンドサイトと新生銀行がM&A業務の効率化などに向け、AIを活用した実証実験を実施
③この結果、M&Aの成立や成功は、AIである程度の予測が可能であることがわかった。

新生銀行と共同で実証実験を実施

 アナリティクスとテクノロジーで革新的なサービスを提供するセカンドサイトは6月23日、実証実験により、AIでM&Aの成立や成功をある程度予測できることがわかったと発表した。



 M&Aの候補先リストを作成するに当たっては、現在は、手作業による情報収集と、担当者の経験、ノウハウ、勘などを頼りにリスト化されているという。だが、このようなやり方では、今後増加が見込まれるM&Aや事業承継に対処することは難しくなる。

 そこで、セカンドサイトと新生銀行は共同で、AIを活用したM&Aマッチングモデルの実証実験を実施し、AIでM&A業務を効率化・機能強化することが可能かを検証した。

M&A成立スコアやM&A成功スコアを算出

 実証では、公表済みのM&Aデータや新生銀行が保有するデータとノウハウを活用した。これにより、買い手視点や売り手視点の相性、M&A成立スコアとM&A成功スコア(良い買収となる可能性)をAIで算出。また、類似のM&A過去事例を抽出する仕組みも構築した。

 実証により、成立スコアはスコア上位30%でM&Aの実例を捉え、成功スコアでは、成功と不成功の大きな分類外れはないことがわかった。また、「成立しやすさ」と「成功しやすさ」が一致しないこともわかったという。この結果、AIを活用することで、より最適な提案への可能性を確認できたとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

セカンドサイト プレスリリース
https://www.sxi.co.jp/


▼ 会社概要
セカンドサイトはアナリティクスとテクノロジーを活用したサービスを提供している。

社名:セカンドサイト株式会社
代表取締役:高山 博和
所在地:東京都中央区日本橋本町3-2-11 井門日本橋本町ビル 4F


▼ 会社概要
新生銀行は、前身が日本長期信用銀行で、2000年6月に行名を日本長期信用銀行から新生銀行に変更。2004年に普通銀行に転換した。

社名:株式会社新生銀行
代表取締役:工藤 英之
所在地:東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル

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