国内
公開日: 2023.04.25
イオンリテールが需要予測・発注システム「AIオーダー」を開発 商品の品切れ・在庫削減で業務負荷軽減へ
▼ ニュースのポイント
①イオンが需要予測・発注システム「AIオーダー」を導入。
②客数と商品の需要予測から最適な発注数を提示。
③予測精度向上、平均で在庫を3割、発注時間を5割削減。
同システムは、特売時や気候により販売数が変動する商品を、適時・適量で発注でき、突発的な品切れを防ぐことができる。

突発的な品切れを減らすほか、過剰発注を防ぐことでAIオーダーを適用した商品カテゴリの平均3割の在庫削減につながることが、実証実験を行った店舗で確認されている。
AIオーダーの導入は、日配品(練り物・豆腐・パン・デザート・生菓子など)約1,000品目を対象に開始され、日配品以外の食品、衣料、暮らしの品などにも順次拡大する予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
イオン プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003765.000007505.html
▼ 会社概要
イオンは、小売り、ディベロッパー、金融、サービス、関連する事業を営む会社の株式や持ち分を保有することによる当該会社の事業活動の管理を展開する企業。
社名:イオン株式会社
代表:吉田 昭夫
所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
①イオンが需要予測・発注システム「AIオーダー」を導入。
②客数と商品の需要予測から最適な発注数を提示。
③予測精度向上、平均で在庫を3割、発注時間を5割削減。
データのデジタル化・需要予測で発注を最適化
イオンは、GMS(総合スーパー)事業部門のイオンリテールが開発した要予測・発注システム「AIオーダー」を、5月13日から「イオン」「イオンスタイル」など関東・北陸信越・東海・近畿・中四国の約380店舗に導入することを4月20日に発表している。同システムは、特売時や気候により販売数が変動する商品を、適時・適量で発注でき、突発的な品切れを防ぐことができる。

発注時間を平均5割削減
AIオーダーは、客数と商品の需要予測から最適な発注数を提示するシステム。AIを活用した客数予測や過去の販売実績、曜日や行事、特売や通常の商品価格、気温、プロモーションなどを機械学習させ、正確な発注数を自動で提示する。突発的な品切れを減らすほか、過剰発注を防ぐことでAIオーダーを適用した商品カテゴリの平均3割の在庫削減につながることが、実証実験を行った店舗で確認されている。
接客や売り場整理などのサービス向上へ
また、発注数が適量になることで入荷整理や品出しをはじめ、在庫管理、値引き、発注修正などあらゆる業務負荷を減らし、接客・売り場整理などの業務へシフトすることでサービスの向上へつなげていく。AIオーダーの導入は、日配品(練り物・豆腐・パン・デザート・生菓子など)約1,000品目を対象に開始され、日配品以外の食品、衣料、暮らしの品などにも順次拡大する予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
イオン プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003765.000007505.html
▼ 会社概要
イオンは、小売り、ディベロッパー、金融、サービス、関連する事業を営む会社の株式や持ち分を保有することによる当該会社の事業活動の管理を展開する企業。
社名:イオン株式会社
代表:吉田 昭夫
所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
関連記事
-
国内
2023.06.29
amptalkは自社の「アンプトーク」がMicrosoft Teamsのチャットと連携を発表 ユーザーが多いビジネスツールと連携
-
国内
2023.06.29
LX DESIGNが「複業先生(R)」の授業案自動生成機能(β版)を提供 外部人材と学校をつなぎ効率的な授業を
-
国内
2023.06.28
フツパーが製造業向けの大規模画像言語モデルの開発に着手 製造現場におけるデータ処理や業務の自動化に特化した汎用型AIを開発
-
国内
2023.06.27
ポーラ化成工業が熱中症リスク判定AIカメラの社会実証試験を開始 建設現場での熱中症に対する有用性を検証
-
国内
2023.06.26
TechMagicがキユーピーと資本業務提携、最先端技術などを活用して「未来型食品工場」の早期具現化へ
-
国内
2023.06.23
Specteeが災害時の浸水情報を三次元表示するシステムの実証結果を公開、建物の浸水深の把握が可能に