国内
公開日: 2022.05.21
FCNTがDSRと「水位検知ソリューション」を共同開発 ため池や河川など自然災害の防災・減災へ
▼ ニュースのポイント
①FCNTとDSRがエッジAIを活用した「水位検知ソリューション」を共同開発。
②AIが水位レベルを画像処理で検知、自然災害の防災・減災へ。
③再生可能エネルギーのみで稼働する省電力システム。
同ソリューションは、河川やため池・用水路などの現場の状態を遠隔から監視し、氾濫などの災害に備える。

水位の測定は、河川などの画像上に仮想の量水板(ルーラー)を設定し、画像処理AI技術が水位のレベルを推定する。仮想の量水板(ルーラー)と水面の交点を水位と定義、水面を自動的に検知して現場の状況を画像とグラフで確認できる。
スマートフォン開発も手がけるFCNTの省電力技術で太陽光発電だけの稼働を実現。可搬性が高く、設置場所の縮小と監視・管理の効率化、環境にも優しいサステナブルなソリューションとなった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
FCNT プレスリリース
https://www.fcnt.com/news/20220519.html
▼ 会社概要
FCNTは、携帯端末、情報処理やSNSに関する商品・サービス・システムの研究・開発から保守・修理サポートまで事業を展開する企業。再生可能エネルギーを主力電源化して持続可能な社会への貢献を推進する。
社名:FCNT株式会社
代表取締役:田中 典尚
所在地:神奈川県大和市中央林間7-10-1 三機大和ビル
①FCNTとDSRがエッジAIを活用した「水位検知ソリューション」を共同開発。
②AIが水位レベルを画像処理で検知、自然災害の防災・減災へ。
③再生可能エネルギーのみで稼働する省電力システム。
災害に負けない社会へ
省エネルギー化と環境に優しい商品・ソリューションの提供を行うFCNTは、米国コロラド州デンバーに本社があるDSRと「水位検知ソリューション」を共同開発したと5月19日に発表している。同ソリューションは、河川やため池・用水路などの現場の状態を遠隔から監視し、氾濫などの災害に備える。

監視カメラ・水位計・通信デバイス機能を一体化
水位検知ソリューションは、5GやLTEなどの無線通信機能を持つエッジAIカメラに、画像処理AIによる水位検知アルゴリズムを搭載。AIで測定した水位レベルの変化をクラウドで可視化するとともに、一定の閾(しきい)値を超える異常時にはアラート通知を行う。水位の測定は、河川などの画像上に仮想の量水板(ルーラー)を設定し、画像処理AI技術が水位のレベルを推定する。仮想の量水板(ルーラー)と水面の交点を水位と定義、水面を自動的に検知して現場の状況を画像とグラフで確認できる。
再生可能エネルギーで稼働
また、遠隔でも暗い環境での水位や周辺の状況が目視できるように夜間画質機能を開発し、昼夜問わず最適なチューニングを維持する。スマートフォン開発も手がけるFCNTの省電力技術で太陽光発電だけの稼働を実現。可搬性が高く、設置場所の縮小と監視・管理の効率化、環境にも優しいサステナブルなソリューションとなった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
FCNT プレスリリース
https://www.fcnt.com/news/20220519.html
▼ 会社概要
FCNTは、携帯端末、情報処理やSNSに関する商品・サービス・システムの研究・開発から保守・修理サポートまで事業を展開する企業。再生可能エネルギーを主力電源化して持続可能な社会への貢献を推進する。
社名:FCNT株式会社
代表取締役:田中 典尚
所在地:神奈川県大和市中央林間7-10-1 三機大和ビル
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