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国内 公開日: 2021.12.15

Sansanが「名刺分析オプション」提供機能をアップデート、営業カバー率を可視化し活動を支援

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▼ ニュースのポイント
①クラウド名刺管理サービス「Sansan」の「名刺分析オプション」がTDBのデータベースと連携。
②エリアや業種別での企業接点をリアルタイムで可視化可能になった。
③マーケットリーチ度合いの可視化で、より効果の高い営業戦略立案が可能になると見込まれる。

「名刺分析オプション」機能がより高度に

 Sansanは12月14日、提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプション機能「名刺分析オプション powered by MotionBoard(名刺分析オプション)」について、提供機能のアップデートを実施したことを明らかにした。

 帝国データバンク(TDB)が保有する全国全業種の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースと連携することで、名刺情報を基点にエリアや業種別で、現状の営業カバー率を可視化、的確な分析を行えるようにしている。

 企業はこれを基に、より細やかな営業戦略の立案と実行を進め、新規顧客開拓に向けたアプローチや営業マネジメントを最適化していくことができると考えられる。

 「名刺分析オプション」は、名刺をスキャンするだけで、営業メンバーのリアルな行動と実績を、顧客の部署別やユーザー別、業種別など多角的な切り口から整理し、ダッシュボードに可視化していくことができる機能。

 外部アプリケーション連携により実現された機能で、データに基づく営業活動分析により、企業活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に支援するものとなってきた。

 コロナ禍によるビジネス環境の変化もあり、これまで以上にDXの重要性があらゆる業種業態の企業で意識されるようになる中、営業活動でもデータの蓄積と活用を推進することがより重要になっている。

 一般社団法人日本能率協会が2021年10月に実施した「第42回当面する企業経営課題に関する調査」でも、営業・マーケティング領域で重視する課題について、「ITを活用した効率的・効果的な営業活動」と回答した経営者が3年連続で増加、経営者の営業DXに対する関心が大いに高まっていることが確認されたという。

 その一方、現場では顧客データが営業活動に役立つという認識がありながらも、実際には十分なデータ活用が進んでおらず、営業活動の分析と戦略立案というデータ基点での流れが生み出せていないケースも少なくない。



地図上でも確認可能、あらゆる角度からの可視化で注力マーケットをあぶり出す

 Sansanでは、外部サービスとの連携拡大を進め、さまざまなデータを「Sansan」上で統合、データベースとしての価値向上を図る取り組みを進めており、TDBとの間でも、2021年7月に連携強化を開始、同社が保有する企業情報を名刺交換の有無に関わらず、「Sansan」上で検索・閲覧できるようにしてきた。

 今回の機能アップデートでは、こうしたデータをさらに活用、営業メンバーの営業活動分析だけでなく、今後の戦略立案を「Sansan」に蓄積された接点データを基点として効率的かつ効果的に実施できるものとした。

 「名刺分析オプション」とTDBのデータベース連携が図られたことで、エリアや業種別での企業接点をリアルタイムに可視化できるようになった。ユーザー向けの分析画面では、エリアや業種ごとに人物データ件数、会社数、占有率といったデータ数値が確認できる。

 情報は日本地図上でも見ることができるため、ターゲットとなるエリアや業種におけるカバー率をより分かりやすく、視覚的に捉えられるようになった。マーケットリーチ度合いがひと目で分かるようになり、注力すべきマーケットの解像度を高められるとしている。

 例えば新規開拓アプローチのシーンでは、企業データ件数と占有率から業界別の営業・取り引き機会を検証したり、既存の、または新規獲得した企業データ件数から新規営業活動の状況を可視化したり、集計期間や新規区分での絞り込みにより新規営業開拓の状況を検証するといったことが行える。

 また、新規アプローチ先の企業情報を、現在の接点有無に関わらずエリアや業種別で抽出することができ、Sansanが独自に集約している情報とTDBが保有する企業情報の組み合わさった膨大なデータベースから迅速に基本情報を収集、具体的アクションへとつなげられるようにもなっている。

 新規アプローチの開始後も、名刺獲得数と案件登録数といった正確な情報に基づき、リアルな行動量を計測できるため、素早く理想的にPDCAサイクルを回しやすくなる。こうして生産性向上や営業力強化が導かれるという流れだ。

 なお「Sansan」では、従来の紙の名刺とオンライン名刺による名刺情報からの接点データに加え、メール接点もデータとして蓄積できる「スマート署名取り込み」の導入を開始しているため、オフラインだけでなくオンラインでのあらゆる接点データも含めたデータの蓄積・管理、営業活動分析と営業戦略立案のサポートが可能になっている。

 新機能は段階的に開放していくが、「Sansan」標準機能として全契約企業に提供されるという。ただし契約プランによっては、オプションの追加契約が必要になる場合もある。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2021/1214.html

▼ 会社概要
Sansanはクラウド名刺管理「Sansan」を主力サービスに事業展開を行う情報テクノロジー企業。2007年6月の創業で、名刺アプリ「Eight」やクラウド請求書受領サービス「Bill One」などの国内外提供も進めている。「出会いからイノベーションを生み出す」を企業ミッションとし、ビジネスにおける出会いの後押しを推進する。

社名:Sansan株式会社
代表者:寺田親弘
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目52-2青山オーバルビル13F

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