国内
公開日: 2021.03.12
福島県昭和村の中学校においてICT教材「すらら」導入
山間部では塾に通うのが難しい
3月9日、すららネットは福島県西部の昭和村において、今年の1月から同社が提供する「すらら」が導入されていることを発表した。福島県西部の昭和村は、人口約1,200人で山間部に位置する。村内の中学校は全生徒12名。教員数が十分でない学習環境だが、山間部では学習塾に通うことも難しい。
そこで同村はICTを活用し、学校での勉強と自宅学習で生徒一人ひとりに合わせた学習指導ができるよう、すららの導入を決定した。
また今後、休校など不測の事態が発生した場合でも「学びを止めない」ため、ICT教材のすららへ大きな期待が寄せられている。

さまざまな機能で習熟度の向上をサポート
すららは、AIとアダプティブラーニングを掛け合わせたICT教材だ。ユーザー一人ひとりの習熟度に沿って、「理解」から「定着」、そして「活用」のサイクルで繰り返すことで、学習内容の根本理解と定着を目指す。
理解度に応じた問題を自動で出す、難易度調整機能や、理解度に応じて過去に学習した単元へ遡って学習することができる、つまずき診断機能など、さまざまな機能で習熟度の向上をサポートする。
レクチャー、ドリル、テストなどの機能があり、初めて学ぶ分野でも一人で学習を進められるところが大きな特長だろう。
小学生から高校生まで、国語、数学、社会、理科、英語の5教科を学習することが可能であり、家庭学習や学習塾、放課後デイサービスなどでも活用されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
すららネット プレスリリース
https://surala.jp/image/press/210309.pdf
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