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国内 公開日: 2021.03.04

順天堂大学と富士通、遠隔デイサービスの実現に向けシステムの共同研究を開始 

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認知症を予防する運動療法と芸術療法をオンラインで

 順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターと富士通は3月2日~31日、高齢者向けの遠隔デイサービスを実現するシステムの共同研究を行う。



 高齢者向けの通所デイサービスでは、認知症対策として有効性が確認されつつある運動療法や芸術療法などを提供している。だが、コロナ禍の現在、高齢者は通所デイサービスを十分に受けられない状況にある。このため、運動機能の低下やこれに伴う認知機能の低下が懸念されている。

 この課題解決に向け、順天堂高齢者医療センターと富士通は、通所デイサービスの内容をオンラインで継続できるようなシステムを開発し、その有効性を検証する。

AIが可視化し効果を検証

 共同研究では、順天堂高齢者医療センターの軽度認知障害の患者に、オンラインで運動療法と芸術療法を定期的に試験提供。

 この際の歩行データや画像データを用い、関節可動域自動測定AI技術や表情認識AI技術、歩行特徴デジタル化技術で、オンラインによる運動療法と芸術療法の効果を可視化。これによりオンラインによる療法や見守りの有効性を検証する。

 この共同研究により両者は、高齢者の身体と心の健康をオンラインで統合的に支援し、継続的に運動機能や認知機能の低下を防ぐサービスを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

富士通プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2021/03/2.html

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