国内
公開日: 2022.08.04
キヤノンが作物の画像とAIを活用した農業生育モニタリングシステムを開発 水稲栽培での実証実験で実用化へ
▼ ニュースのポイント
①キヤノンが農業生育モニタリングシステム「GM-1」を開発。
②同システムでは、日々作物を撮影し、その画像から生育状況をデータ化して栽培管理を行う。
③同システムの実用化に向け、ベジタリアと実証実験を実施中。

今回のシステム「GM-1」は、作物を撮影した画像から、生育状況を把握するための重要な指標(葉色、茎数、草丈など)を自動で計測するというもの。
作物の撮影とクラウドへの画像アップロードは毎日自動で行われ、取得した画像から、作物の特徴に合わせた独自のAI診断技術により、日々の生育状況をデータ化する。
生育状況を統計的に解析することで、ばらつきが少なく、再現性の高い解析を安定的に行うことができ、蓄積したデータを過去データと比較することもできる。
これにより、作物の適切な栽培管理のほか、新品種開発、気候変動リスクへの備えなどにも活用できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
キヤノン ニュースリリース
https://canon.jp/
▼ 会社概要
キヤノンは映像機器や事務機器などを製造する大手精密機器メーカー。
社名:キヤノン株式会社
代表取締役:御手洗 冨士夫
所在地:東京都大田区下丸子3-30-2
▼ 会社概要
ベジタリアはIoTセンサ事業、クラウドデータ事業、農業生産事業などを行っている。
社名:ベジタリア株式会社
代表取締役:小池 聡
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
①キヤノンが農業生育モニタリングシステム「GM-1」を開発。
②同システムでは、日々作物を撮影し、その画像から生育状況をデータ化して栽培管理を行う。
③同システムの実用化に向け、ベジタリアと実証実験を実施中。
AI診断技術で日々の生育状況をデータ化
キヤノンは8月2日、作物の画像から生育指標を自動で取得できる農業生育モニタリングシステム「GM-1」を開発し、水稲栽培での実証実験を行っていると発表した。
今回のシステム「GM-1」は、作物を撮影した画像から、生育状況を把握するための重要な指標(葉色、茎数、草丈など)を自動で計測するというもの。
作物の撮影とクラウドへの画像アップロードは毎日自動で行われ、取得した画像から、作物の特徴に合わせた独自のAI診断技術により、日々の生育状況をデータ化する。
生育状況を統計的に解析することで、ばらつきが少なく、再現性の高い解析を安定的に行うことができ、蓄積したデータを過去データと比較することもできる。
これにより、作物の適切な栽培管理のほか、新品種開発、気候変動リスクへの備えなどにも活用できる。
国内約60カ所の水田で実証実験を実施中
同社は「GM-1」の実用化に向け、次世代の農業を目指すベジタリアと、国内約60カ所の水田で実証実験を実施している。今後は水稲栽培での実用化を推進し、水稲以外の作物にも展開できるよう開発を進めるとしている。(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
キヤノン ニュースリリース
https://canon.jp/
▼ 会社概要
キヤノンは映像機器や事務機器などを製造する大手精密機器メーカー。
社名:キヤノン株式会社
代表取締役:御手洗 冨士夫
所在地:東京都大田区下丸子3-30-2
▼ 会社概要
ベジタリアはIoTセンサ事業、クラウドデータ事業、農業生産事業などを行っている。
社名:ベジタリア株式会社
代表取締役:小池 聡
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15F
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