国内
公開日: 2021.02.10
こども學舎の1年生、約90%が保育ICT導入施設に就職したいと回答
保育業務に専念できる環境を整えるため
2月4日、コドモンは3社連携事業の第1弾として、ICT授業を開催したことを発表した。同社は幼稚園や保育園、小学校、スクール、学童などこどものための施設向けのICTシステム「CoDMON」を提供している。
このCoDMONは入退室時間の集計管理や、転記や承認作業が必要な帳票の管理、保護者との連絡、計算や集計が必要な請求管理機能を備えており、先生方が担ってきた事務作業をICTで省力化することができる。
現代日本では保育士不足が深刻化しており、早急な保育士の業務負担軽減が叫ばれている。
人手が不足する保育業界において、保育士が保育業務に専念できる環境を整えるべく、昨年2月21日付けで同社とこども學舎、幸コーポレーションで3社連携事業契約を締結した。

授業後にアンケートを実施
先月18日にこども學舎の1年生に向けて、保育ICTの遠隔授業を行った。この授業では、保育ICTシステムを導入するとどのような業務が省力化されるのか、保育士が保育業務に専念できる環境を整えるためにどのような効果があるか、保護者にどのような利益があるのかなどを説明したところ、多くの学生は真剣に聞いていた。
授業後に保育ICTに関する意識調査アンケートを採ったところ、保育ICTの導入は就職先を選択する時に大きな要因となっていることが明らかになった。
「就職活動をする際、保育ICTが導入されている園を望むか」という質問に対し、なんと88.3%が「はい」と回答。
「保育ICT導入のメリットだと感じる選択肢を選択」という質問では、「業務が簡略化できそう」という選択肢を24.2%が選択し、「心や時間にゆとりが生まれそう」という選択肢を19.1%が選んだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コドモン プレスリリース
https://www.codmon.co.jp/pressrelease/3763/
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