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国内 公開日: 2021.07.31

日本IBMが四国化工機の豆腐生産工場向けAI導入を支援 豆腐業界初の検品業務自動化を実現

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▼ ニュースのポイント
①日本アイ・ビー・エムが四国化工機の豆腐生産工場におけるAIラインピッキングシステムの開発を支援。
②同システムは、AIで良品・不良品の特徴をモデル化し、不良品を自動的に取り除く。
③四国化工機では、同システムにより、1ライン3名で行っていた目視検査の無人化が可能となった。

AIラインピッキングシステムで目視検査を無人化

日本アイ・ビー・エムは7月28日、四国化工機の豆腐生産工場におけるAIラインピッキングシステムの開発を支援し、6月から稼働を開始したと発表した。



 近年、四国化工機では豆腐生産の需要が増加してきたため、スマートファクトリー化した新棟を新設し、豆腐業界初となるAIラインピッキングシステムを導入した。

 四国化工機では、これまでも画像検査装置の導入を試みていたものの、豆腐の割れ目やくぼみ、欠けの大きさなど、決まりのない形を設定して判別することが困難なため、目視での検査が必要となっていた。

AI学習で良品・不良品の特徴をモデル化

 今回、日本アイ・ビー・エムが開発を支援したAIラインピッキングシステムでは、この目視による検品業務をAIで自動化した。

 自動化に当たっては、AIに大量の画像データを学習させ、良品・不良品の特徴をモデル化したうえで、不良品が製造ラインから自動的に取り除かれるようにした。また、カメラも複数活用し、上面、側面、底面や、分割パックの内側も検査できるようにした。

 これにより四国化工機では、これまで1ライン3名で行っていた目視検査が不要となり、無人稼働が可能となったという。また、検品が自動化したことで、作業の精度・速度の向上、品質の安定、コスト削減を目指すとしている。

(画像は日本アイ・ビー・エム ホームページより)


▼外部リンク

日本アイ・ビー・エム、四国化工機ニュースリリース
https://jp.newsroom.ibm.com/


▼ 会社概要
日本アイ・ビー・エムは、情報システムに関わる製品やサービスの提供を行っている。

社名:日本アイ・ビー・エム株式会社
代表取締役:山口 明夫
所在地:東京都中央区日本橋箱崎町19-21


▼ 会社概要
四国化工機は、充填包装機や関連機器の設計・製造・販売、大豆加工食品の製造・販売などを行っている。

社名:四国化工機株式会社
代表取締役:植田 滋
所在地:徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番地1

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