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新製品・サービス 公開日: 2021.11.07

パナソニックが「SP-Cap JXシリーズ」を製品化、低ESRと電源回路の安定化を実現へ

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▼ ニュースのポイント
① 導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap JXシリーズ」を製品化
② 電源回路の信頼性の向上などに寄与し、高温長寿命・高い耐湿性を実現
③ 高容量電極箔の採用などにより9mΩ/100kHzという低ESRを実現

サーバーなどの電源回路の信頼性向上などに寄与

 パナソニック インダストリーが、導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap JXシリーズ」を製品化したと、11月4日に発表している。

 「SP-Cap JXシリーズ」は、5Gなど高度化する通信基地局やデーター通信量が増加するサーバーなど、電源回路の信頼性の向上などに寄与するもので、高温長寿命・高い耐湿性を実現。高温環境下において導電性高分子アルミ電解コンデンサ「HXシリーズ」と比べ、3倍の長寿命(125度 3000時間保証)と、高温・高湿度下での高い耐久性(85℃・85% 1000時間保証)を備えている。



高容量電極箔の採用などで低ESRを実現

 「SP-Cap JXシリーズ」に、はパナソニック インダストリーの独自技術によるコンデンサ内部素子の低抵抗化と、高容量電極箔が採用されたことにより、9mΩ/100kHzという低ESRを実現。耐久後のESR規格を初期規格値の2倍以内に規定した。

 また、MLCC(積層セラミックコンデンサ)と同等の実効静電容量で員数を削減したほか、複数のMLCCをSP-Capに置き換えることで省スペース化や、機器の小型化も可能にした。さらに使用部材の削減による環境負荷の低減にも寄与している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/

▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。

社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
代表取締役 社長執行役員 CEO:楠見 雄規
本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地

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