sansansansan
  • DIGITALIST
  • Trends
  • YE DIGITALが「Milfee」のLoRa親子通信モデルを提供スタート 携帯電話回線がつながりにくい農場でも設置可能に
Pocket HatenaBlog facebook Twitter Close
新製品・サービス 公開日: 2023.03.03

YE DIGITALが「Milfee」のLoRa親子通信モデルを提供スタート 携帯電話回線がつながりにくい農場でも設置可能に

お気に入り

▼ニュースのポイント
①YE DIGITALは3月から、自社が提供する「Milfee」のLoRa親子通信モデルを提供スタートする。
②Milfeeは、畜産現場において、飼料タンクの残量を管理システムするシステム。
③Milfee LoRa親子通信モデルでは、インターネット環境がある事務所に「親機」を設置し、タンクに「子機」を設置することで、親子通信を行う。

携帯電話回線がつながらない農場へ朗報

 2月28日、YE DIGITALは3月から、自社が提供する「Milfee」のLoRa親子通信モデルを提供スタートすることを発表した。

 Milfeeは、畜産現場において、飼料タンクの残量を管理システムするシステムだ。

 牛や豚、鶏などを肥育する畜産現場では、飼料を大きなタンクで保管している。これまで、飼料の残量はタンクのはしごを登って、目で確認するしかなかった。

 しかし、同社のMilfeeの登場によって、状況が変わった。同ソリューションを使うと、センサーがタンク内の飼料残量を計測し、携帯電話回線でクラウドにデータを送信する。

 そのような中、同社の調査によると、約20%の農場では携帯電話回線がつながらないことが判明。そこで、携帯電話回線が使えなくても利用可能なモデルとして、Milfee LoRa親子通信モデルを開発した。



すでに実証済み

 Milfee LoRa親子通信モデルでは、インターネット環境がある事務所に「親機」を設置し、タンクに「子機」を設置することで、親子通信を行う。

 この通信によって、携帯電話回線がつながりにくい地域でも、飼料管理をIoT化することができる。飼料タンクに設置する子機には電池を採用しているため、電源工事をする必要はない。

 この親子通信モデルは、携帯電話回線がつながりにくい12カ所の農場において実証実験を行っており、タンク内の子機からクラウドへデータが送信されることを実証済みだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

YE DIGITAL プレスリリース
https://www.ye-digital.com/


▼会社概要
IoTソリューションやビジネスソリューションの提供、サービスビジネスを手掛ける企業。


会社名:株式会社YE DIGITAL
代表:玉井 裕治
本社所在地:福岡県北九州市小倉北区米町2丁目1番21号 APエルテージ米町ビル

関連記事

DIGITALIST会員が
できること

  • 会員限定記事が全て読める
  • 厳選情報をメルマガで確認
  • 同業他社のニュースを閲覧
    ※本機能は、一部ご利用いただけない会員様がいます。