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新製品・サービス 公開日: 2022.11.13

IHIが「アンモニアCO2トレーサビリティプラットフォーム」を開発、CO2排出量や削減量の証明が可能に

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▼ ニュースのポイント
① 「アンモニアCO2トレーサビリティプラットフォーム」を開発
② データ追跡信頼性の高いブロックチェーン技術を活用
③ データをライフサイクルビジネスに活用するIoT基盤技術を活用

カーボンフットプリントの記録・可視化プラットフォーム

 IHIが「アンモニアCO2トレーサビリティプラットフォーム」を開発、実証試験を開始したと10月31日に発表した。

 近年、燃焼時にCO2を排出しないクリーンアンモニアに注目が集まる一方で、燃料アンモニアの普及・拡大には、CO2排出量の詳細な記録・管理・授受、そして透明性と信頼性の高い算出手法の確立が課題となっている。

 そこでIHIはデータ追跡信頼性の高いブロックチェーン技術を活用して、同プラットフォームを開発。アンモニアの「つくる」、「はこぶ・ためる」、「つかう」の各段階におけるCO2排出量の算出と記録、そして可視化などのCO2トレーサビリティを実現した。



CO2を計算し、記録・見える化してトークン化

 同プラットフォームは、装置や設備データをクラウドサーバに集積し、ライフサイクルビジネスに活用するIHI独自のIoT基盤技術と、富士通の基盤技術を組み合わせて開発。脱炭素の取り組みに関する情報が必要な各ステークホルダに対し、バリューチェーン上の各プレーヤーやアンモニア需要家が、CO2排出量や削減量を証明できるようにする。

 IHIは同プラットフォームの有効性を確認するため、「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」における再生可能エネルギー発電・水素製造設備と、「IHI横浜事業所」におけるアンモニア合成・貯蔵・ガスタービンまでの各設備からなるバリューチェーンを構築し、実証実験を開始。算出手法の検証や機能向上を図る予定だとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

IHI プレスリリース
https://www.ihi.co.jp/

IHIのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000089117.html


▼ 会社概要
IHIは経営理念に「技術をもって社会の発展に貢献する」を掲げ、ものづくり技術を中核とするエンジニアリング力で、世界的なエネルギー需要の増加や、都市化と産業化、移動・輸送の効率化など、社会課題の解決に寄与している。

会社名: 株式会社IHI
代表取締役社長:井手 博
本社所在地:東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル

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