新製品・サービス
公開日: 2023.03.29
富士通がクラウド型「Healthy Living Platform」を医療機関・製薬企業向けに販売開始 個別化医療・新薬開発を促進
▼ ニュースのポイント
①富士通がクラウド型「Healthy Living Platform」を開発。
②医療機関・製薬企業向けに販売開始。
③「Healthy Living Platform」では、電子カルテシステムの診療データが標準化されクラウドに保存する。

医療分野のデジタル化により、データの利活用による個別化医療・新薬開発の促進が期待されている。だが国内では、データ収集や活用の仕組みが確立されておらず、医療機関ごとに電子カルテデータの規格も異なっているため医療機関同士の情報連携もできないのが実情だ。
そこで同社では、電子カルテシステムの診療データを標準化し、データを安心安全に利活用できるよう今回のプラットフォームを開発した。
また患者個人のバイタルデータなどの健康データも本人同意のもとに保存でき、個人を識別できないデータに変換される。
これらの集約・保存されたデータを活用することで、医療機関では、患者一人ひとりの個別化医療を促進させることができる。また製薬企業では新薬開発への有効性や安全性を分析でき、新薬開発を効率化できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
富士通 プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/03/28.html
▼ 会社概要
富士通は、総合エレクトロニクスメーカーで総合ITベンダー。
社名:富士通株式会社
代表取締役:時田 隆仁
所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
①富士通がクラウド型「Healthy Living Platform」を開発。
②医療機関・製薬企業向けに販売開始。
③「Healthy Living Platform」では、電子カルテシステムの診療データが標準化されクラウドに保存する。
医療分野のデータ利活用へ
富士通は3月28日、医療分野の診療データや健康データを利活用できるクラウド型プラットフォーム「Healthy Living Platform(ヘルシーリビングプラットフォーム)」を開発し、国内の医療機関や製薬企業向けに販売を開始した。
医療分野のデジタル化により、データの利活用による個別化医療・新薬開発の促進が期待されている。だが国内では、データ収集や活用の仕組みが確立されておらず、医療機関ごとに電子カルテデータの規格も異なっているため医療機関同士の情報連携もできないのが実情だ。
そこで同社では、電子カルテシステムの診療データを標準化し、データを安心安全に利活用できるよう今回のプラットフォームを開発した。
規格の異なる電子カルテデータを標準化
同プラットフォームでは、電子カルテシステムの診療データが、次世代医療情報標準規格のHL7 FHIRに自動変換されクラウドに保存される。これにより、医療機関ごとに異なっていたデータ規格が統一され、データ活用が容易になる。また患者個人のバイタルデータなどの健康データも本人同意のもとに保存でき、個人を識別できないデータに変換される。
これらの集約・保存されたデータを活用することで、医療機関では、患者一人ひとりの個別化医療を促進させることができる。また製薬企業では新薬開発への有効性や安全性を分析でき、新薬開発を効率化できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
富士通 プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/03/28.html
▼ 会社概要
富士通は、総合エレクトロニクスメーカーで総合ITベンダー。
社名:富士通株式会社
代表取締役:時田 隆仁
所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
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