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新製品・サービス 公開日: 2022.04.12

島津製作所がAI技術を用いた「遺残確認支援ソフトウェア」を開発 外科手術での異物遺残防止へ

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▼ ニュースのポイント
①島津製作所がAI技術を用いた外科手術用の「遺残確認支援ソフトウェア」を開発
②同ソフトウェアでは、術後、体内にガーゼなどが残っていた場合、遺残物の可能性がある領域を色づけ表示する。
③同ソフトウェアは同社製X線画像診断装置のワークステーション用プログラムとして発売された。

患者の安全を守り、医療従事者の負担を軽減

 島津製作所は4月7日、外科手術後におけるガーゼなどの異物遺残を防ぐ「遺残確認支援ソフトウェア」を開発し、同社製X線画像診断装置のワークステーション用プログラムとして発売した。



 外科手術では異物遺残防止対策が複数回行われているが、依然としてガーゼ残存などは無くならない。

 異物遺残は、患者の身体や医療施設の社会的信頼にダメージをもたらすだけでなく、これに対応する医療費も必要となるため、医療施設の経営にも影響を及ぼしている。

 異物遺残防止対策としては、手術前後に、ガーゼ、縫合針、鉗子などのカウントが行われ、手術直後にも、患者を撮影したX線画像により、体内の異物遺残の確認作業が行われる。

 だがX線画像による確認作業では、画像上で体内の異物が骨と重なるなどして遺残物の「見逃し」が発生するという課題があった。

遺残物の可能性がある領域を色づけ表示

 そこで同社では、X線画像での見逃しを防ぐため、物体検出に優れたAIの深層学習を用い、遺残物確認支援ソフトウェアを開発した。

 同ソフトウェアを搭載した装置で術後の患者をX線撮影すると、体内にガーゼなどが残っていた場合には、遺残物の可能性がある領域を抽出し、色付表示して確認支援を行う。

 これにより、患者の安全を守り、多忙な医療従事者の負担も軽減するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

島津製作所 ニュースリリース
https://www.shimadzu.co.jp/


▼ 会社概要
島津製作所は、精密機器、計測器、医療機器などを製造する企業。

社名:株式会社 島津製作所
代表取締役:山本靖則
所在地:京都市中京区西ノ京桑原町1番地

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