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公開日: 2021.02.22
3次元構造物を1次元に! 形状認識を行うAI中立メッシュ生成ソフト開発中
形状認識の高速化や正確性が期待できる
インテグラル・テクノロジーは、現在技術開発中のAI中立メッシュ生成ソフトが今年秋頃の発売を予定していると、2月19日発表した。同ソフトは、シミュレーション実験用のデータ作成段階における「形状認識」部分で活用できる。
人間以上の判断力を持つAI技術
インテグラル・テクノロジーのAI技術は、立体認識を行っていた3次元形状を1次元に落とし込んで認識。1次元では面1枚ずつを読み込むため現状で認識に数時間必要であったが、数秒で認識可能となる。形状認識の高速化や正確性が見込まれ、人の工数や開発時間の減少につながる。また、ルール化されたメッシュ生成機能の追加が利用者側で簡単にできる。さらに、パラレル処理計算を導入しメッシュの高速化を行う。
AI中立メッシュ生成ソフトや設計情報検索ソフトの開発
テスト結果によると、形状認識は95%を超え、今後は98%以上を目指している。精度の向上により人間以上の判断力を持つことが期待できる。AI技術においては、形状認識の高速化・メッシュ生成の高速化、学習機能のカスタマイズ、メッシュ標準の変更を利用者が行えるようにする。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
インテグラル・テクノロジー プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/248190
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