新製品・サービス
公開日: 2021.01.19
オムロンの遠隔モニタリングシステム「VitalSight」が「CES2021」で受賞
脳・心血管疾患の発症ゼロ実現へのデバイスとサービス
オムロンヘルスケアは、同社が提供する遠隔患者モニタリングシステム「VitalSight」が、2021年1月11日から14日まで開催された「Best of CES2021(デジタルヘルス&フィットネス部門)」を受賞したことを、2021年1月15日に発表した。デジタルガジェットニュースサイトのEngadgetが主催する「Best of CES」は、その年に出展されている製品・サービスの中から特に優秀であると認められたものを表彰。革新的な技術を活用して人々の健康維持・増進に貢献する製品・サービスが選ばれる。

患者は自宅にいながら治療を継続
「VitalSight」は、患者が家庭で測定したバイタルデータを医師や医療従事者とオンライン上で共有できる。そのため、よりアクティブな状態管理とより多くの患者と医師の対話が可能になる。医師は電子カルテとの連携や、管理画面から患者の状態を確認でき、血圧値に異常な変化があった場合はアラートで知ることができる。患者は定期的な通院をしなくても治療を続けられ、脳卒中や心筋梗塞などの予防にもつながる。
バイタルデータの解析で診断・治療・予防をサポート
「VitalSight」は、システムの技術性や「脳・心血管疾患の発症」の予防に貢献するという社会的課題の解決の観点、さらに、新型コロナウィルス感染拡大の影響で通院を控える患者の治療継続を支えるという点で評価された。オムロンヘルスケアが受賞するのは、2019年にウェアラブル血圧計「HeartGuide」で「Best of CES2019(ウェアラブル部門)」の受賞以来2度目となる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
オムロンヘルスケア プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000028583.html
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