オルツが食品・飲食業界に特化した「飲食業GIJIROKU」をリリース　業界でよく使われる専門用語などへの音声認識精度を向上

▼ニュースのポイント
①オルツは食品・飲食業界に特化した「飲食業GIJIROKU」の提供をスタートした。
②同社はこれまで、AI自動議事録ツールとして「AI GIJIROKU」をリリースしている。
③今回はAI GIJIROKUに搭載している業種分野別機能の声認識エンジンのひとつとして、業種に特化した音声認識エンジンを開発し、製品化した。

新たなツールをリリース

　2月13日、オルツは食品・飲食業界に特化した「飲食業GIJIROKU」の提供をスタートした。

　同社はこれまで、AI自動議事録ツールとして「AI GIJIROKU」をリリースしている。このツールはAIを搭載しており、使えば使うほど字起こし精度が向上するというものである。

　利用者のメールやSNS、自動学習した文章のパーソナライズだけでなく、ユーザーの声紋から話者を特定することもできる。

　今回はAI GIJIROKUに搭載している業種分野別機能の声認識エンジンのひとつとして、業種に特化した音声認識エンジンを開発し、製品化した。

負担軽減や労働時間の短縮を叶える

　飲食業GIJIROKUは、食品・飲食業界でよく使われる言い回しや専門用語への音声認識精度を向上させたツールだ。

　同社独自の「パーソナライズ機能」では、一人ひとりの話者ごとの話し方を学習させることが可能なため、パーソナライズされた議事録を自動で作成することができる。

　また、同時通訳機能を装備しており、35カ国語に対応することが可能。外国人労働者が多い業務環境でも円滑なコミュニケーションができるようサポートしてくれる。

　このツールを使うことで、会議の議事録や報告資料を作成する負担を軽減することが可能で、労働時間の短縮を実現する。

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

オルツ　プレスリリース
https://alt.ai/news/news-1886/


▼会社概要
パーソナル人工知能やAIクローンで「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業。

SaaSプロダクトの開発や提供なども行っている。


会社名：株式会社オルツ
代表：米倉 千貴
所在地：東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル(SENQ六本木 807)