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新製品・サービス 公開日: 2022.11.15

パナソニックが電池資産管理企業に向けて「BetteRRRy」を提供、電池の充電制御を最適化

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▼ ニュースのポイント
① 電池資産管理企業に電池分析クラウドサービス「BetteRRRy」の提供を開始
② 使用済みの車体搭載電池を充電済みのものに交換する電池スワッピング方式
③ 電池データからリアルタイムで電池内部の劣化状態の可視化などが可能

電池分析クラウドサービス「BetteRRRy」を提供

 パナソニック グループが、貴陽産業発展控股集団有限公司(貴陽産投)によって設立準備されている電池資産管理企業に、電池分析クラウドサービス「BetteRRRy」の提供を開始すると、11月7日に発表した。

 中国では脱炭素社会の実現に向けて、新エネルギー車のさらなる普及を図るためには、電池の充電に関する課題を解決し、同車の使用体験を向上させる必要がある。そんな中、使用済みの車体搭載電池を充電済みのものに交換する電池スワッピング方式に注目が集まっており、従来の自動車に給油するのと同じような手軽さで充電できることから、利用拡大が進んでいる。

 そこでパナソニックグループは、電池データからリアルタイムで電池内部の劣化状態を可視化したり、電池の充電制御を最適化したりする同クラウドサービスを開発。11月6日の「第五回中国国際輸入博覧会」において、パナソニック四維モビリティテクノロジーサービス北京有限公司(松下四維)と貴陽産投が、同電池資産管理企業への同クラウドサービス提供に向けて協力協定を締結した。



保険サービスの提供に向けた協力協定も締結

 松下四維は電池分析クラウドサービスの提供に伴い、中国太平洋保険と三井住友海上火災保険有限公司と、同電池資産管理企業などが管理・運営する電池充電交換ステーションなどを対象とした保険サービスを提供することで合意。同日に保険サービスの提供に向けた協力協定の締結にも至っている。

 松下四維によれば「BetteRRRy」が新エネルギー車関連の資産の効率的な管理と活用をサポートすることで、同車の普及が進み、脱炭素社会の実現に寄与するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/jn221107-1

パナソニックグループのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004908.000003442.html

▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。

社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
代表取締役 社長執行役員 CEO:楠見 雄規
本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地

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