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新製品・サービス 公開日: 2022.01.02

AGRISTがピーマン自動収穫ロボットを開発、ピーマンのヘタの二度切りが可能に

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▼ ニュースのポイント
① AGRISTがピーマン自動収穫ロボット「L」を開発
② 独自機構の収穫ハンドでピーマンのヘタの二度切りが可能なピーマン自動収穫ロボット
③ AIがデータ分析することで病害への警告や収量の予測などを行うサービスを提供へ

構造も機能もシンプルにして低価格で提供

 AGRISTが、ピーマン自動収穫ロボット「L」を開発。2022年9月の製品販売に向けて、2021年9月3日に最新版を公開すると同時に、一般ユーザーに向けた販売予約・視察予約の受け付けを開始していたが、農家や行政から視察希望が多数寄せられ、2021年11月30日時点で累計視察来場者数が100人以上になったと、12月28日に発表した。

 「L」は、吊り下げ式でワイヤーを伝って移動して、独自機構の収穫ハンドでピーマンのヘタの二度切りが可能なピーマン自動収穫ロボットで、構造も機能もシンプルにすることで低価格での提供が可能となっている。



AIによるデータ分析で病害への警告や収量の予測なども

 AGRISTは現在、新設したビニールハウスをマザー工場として、同ピーマン自動収穫ロボットに最適化されたビニールハウスの販売を行っており、各制御内容をスマホやパソコンなどでリアルタイムに確認することが可能。畝間を広くしてロボットの移動効率を高め、軒高にすることでロボットによる収穫量の向上に寄与している。

 AGRISTは今後、同ピーマン自動収穫ロボットに搭載したカメラで、ピーマンやビニールハウス内の画像データを収集し、そのデータをAIが分析することで、病害への警告や収量の予測などを行うサービスの提供も行っていく。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

AGRIST
https://agrist.com/

AGRISTのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000050444.html

▼ 会社概要
AGRISTは、 農業ロボット開発事業・AI開発事業・ソフトウェア開発事業を展開するベンチャー企業で、テクノロジーによる農業課題の解決に寄与。高齢化が進み農産物収穫の担い手不足の課題がある農業を支えるべく、自動収穫ロボットの開発に着手し、宮崎県から全国に販路を拡大している。

社名:AGRIST株式会社
代表取締役 兼 最高経営責任者:齋藤 潤一
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1

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