sansansansan
  • DIGITALIST
  • Trends
  • シャープが「多階層ロボットストレージシステム」の受注を開始、自動搬送ロボットでピッキング作業を省力化
Pocket HatenaBlog facebook Twitter Close
新製品・サービス 公開日: 2023.02.18

シャープが「多階層ロボットストレージシステム」の受注を開始、自動搬送ロボットでピッキング作業を省力化

お気に入り

▼ ニュースのポイント
① 「多階層ロボットストレージシステム」の受注を開始
② ピッキング作業者のもとへ商品棚などを運ぶGTP方式
③ 2階層以上にある商品棚もリフターで1階の作業者へ搬送

物流倉庫の商品保管スペースを多階層構造に

 シャープが2月14日から、「多階層ロボットストレージシステム」の受注を開始した。

 物流業界においては、EC市場の拡大などによる物流量の増加や、深刻な人手不足から、DXによる作業などの効率化や、ロボットを活用した自動化へのニーズが高まっている。

 こういった背景を受けて同システムでは、物流倉庫のデッドスペースになっていた空間を有効活用するべく、商品保管スペースを多階層構造にし、収納力を1.5倍に拡大。季節や需要の変化に伴う在庫量の増減にも柔軟な対応を可能にする。



GTP(Goods to Person)方式を採用

 同システムには、GTP(Goods to Person)方式が採用されており、自動搬送ロボットがピッキング作業者のもとへ商品棚などを運ぶ。

 シャープ独自の集中制御システム「AOS(AGV Operating System)」により、最大500台までの自動搬送ロボットを最適に配車することも可能。2階層以上にある商品棚もリフターで1階の作業者へ搬送するため、商品棚に足を運ぶことなくプロジェクターが映しだす個数を確認しながらピッキングができる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

シャープ プレスリリース
https://corporate.jp.sharp/news/230214-a.html

シャープのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000964.000012900.html

▼ 会社概要
シャープは、電気通信機器・電気機器、電子応用機器全般、電子部品の製造・販売などを主な事業として展開。スマートライフや8Kエコシステム、ICTといった各セグメント別に製品やサービスを提供している。

社名:シャープ株式会社(英語表記:Sharp Corporation)
代表取締役 会長執行役員 兼 CEO:戴正呉
本社所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地

関連記事

DIGITALIST会員が
できること

  • 会員限定記事が全て読める
  • 厳選情報をメルマガで確認
  • 同業他社のニュースを閲覧
    ※本機能は、一部ご利用いただけない会員様がいます。

公開終了のお知らせ

2024年1月24日以降に
ウェブサイトの公開を終了いたします