sansansansan
  • DIGITALIST
  • Trends
  • レグミンが自律走行型ロボットを活用した農薬散布サービスをスタート 400分かかる作業を250分まで短縮
Pocket HatenaBlog facebook Twitter Close
新製品・サービス 公開日: 2022.02.25

レグミンが自律走行型ロボットを活用した農薬散布サービスをスタート 400分かかる作業を250分まで短縮

お気に入り

▼ニュースのポイント
①レグミンは自律走行型ロボットを活用した農薬散布サービスをスタートしたことを発表した。
②農作業において、農薬は病害虫駆除を目的とした殺虫剤だけでなく、虫やかびを防ぐために散布するケースもあるため、年間で20種から25種の散布を行う。
③人件費がかかることから金銭的負担をはじめ、防護服の着用や農薬の吸入への懸念など身体的や心理的負担が大きい作業であることから、同社はロボットを活用し、自動化できないかと考えた。

ロボットを活用したサービス

 2月24日、レグミンは自律走行型ロボットを活用した農薬散布サービスをスタートしたことを発表した。

 このロボットには「NVIDIA Jetson AGX Xavier」を実装することで、かなり高精度な自立走行を実現している。



さまざまな負担を軽減する

 農作業において、農薬散布は従事する人の負担が大きい作業である。

 農薬は、病害虫駆除を目的とした殺虫剤だけでなく、虫やかびを防ぐために散布するケースもあるため、年間で20種から25種の散布を行う。

 小規模な耕作地では大型の機械を導入することが困難であり、機械による騒音を気にして、人が散布作業を行うところが多い。

 人件費がかかることから金銭的負担をはじめ、防護服の着用や農薬の吸入への懸念など身体的や心理的負担が大きい作業であることから、同社はロボットを活用し、自動化できないかと考えた。

 これまで、露地栽培の畑は地面が土であることから、自律走行のコントロールが難しく、外作業の農業用ロボットは実用が難しいとされてきた。

 しかし、同社の農薬散布ロボットはNVIDIA Jetson AGX Xavierを実装し、ロボットに搭載されているさまざまなセンサー類から送られてくる情報を処理することで、露地栽培の畑でも自立走行することが可能に。

 このロボットを活用することで、人が農薬散布作業を行った場合で400分かかるところを、250分まで短縮することができるようになった。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

レグミン プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp


▼会社概要
ロボットやソフトウェアを活用し、農業の生産性向上や工程の効率化を目指す企業。


会社名:株式会社レグミン
代表:成勢 卓裕
所在地:埼玉県深谷市上柴町西7-16-16

関連記事

DIGITALIST会員が
できること

  • 会員限定記事が全て読める
  • 厳選情報をメルマガで確認
  • 同業他社のニュースを閲覧
    ※本機能は、一部ご利用いただけない会員様がいます。

公開終了のお知らせ

2024年1月24日以降に
ウェブサイトの公開を終了いたします