新製品・サービス
公開日: 2023.04.21
三菱電機がドライバーの生体情報の変化から体調異常を検知する技術を開発 姿勢崩れがない意識消失も検知し事故を予防
▼ ニュースのポイント
①三菱電機がドライバーの生体情報の変化から体調異常を検知する技術を開発。
②独自AIで脈や血圧の変化から体調異常を検知。
③姿勢崩れがない意識消失も検知。
国内における健康起因交通事故では「心疾患」「てんかん」「脳血管疾患」が三大要因とされ、ドライバーの意識消失などによる事故の予防が急がれている。
体調異常を検知する技術では、DMSカメラの映像から、意識消失時に発生する姿勢崩れを検知する技術がある。しかし意識消失の約半数は、運転姿勢を保ったままで姿勢崩れを伴わないため、その対策が求められていた。
DMSによる非接触生体センシング技術を用い、独自AIが脈拍数、脈拍間隔、脈の強弱、血圧の変化を推定。同社AIのマイサートによって、姿勢崩れなど視覚的変化がない体調異常も検知できるようにした。
これにより、姿勢崩れの前に生体情報が変化した場合も、体調異常の早期検知によって事故回避行動を取ることが期待できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
https://www.mitsubishielectric.co.jp/
▼ 会社概要
三菱電機は、家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を製造販売する総合電機メーカー。
社名:三菱電機株式会社
代表取締役:漆間 啓
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
①三菱電機がドライバーの生体情報の変化から体調異常を検知する技術を開発。
②独自AIで脈や血圧の変化から体調異常を検知。
③姿勢崩れがない意識消失も検知。
ドライバーの意識消失の50%は姿勢崩れを伴わない
三菱電機は4月18日、ドライバーモニタリングカメラ(DMS)を用いて運転中のドライバーの脈拍・血圧の変化などを非接触で推定し、ドライバーの意識消失などを検知する技術を開発したと発表した。同技術では姿勢崩れがない意識喪失も検知できるという。
体調異常を検知する技術では、DMSカメラの映像から、意識消失時に発生する姿勢崩れを検知する技術がある。しかし意識消失の約半数は、運転姿勢を保ったままで姿勢崩れを伴わないため、その対策が求められていた。
脈や血圧の変化から体調異常を検知
今回同社が開発した技術では、「心疾患」「てんかん」「脳血管疾患」による体調異常時に生じる脈拍や血圧などの生体情報の変化に着目。DMSによる非接触生体センシング技術を用い、独自AIが脈拍数、脈拍間隔、脈の強弱、血圧の変化を推定。同社AIのマイサートによって、姿勢崩れなど視覚的変化がない体調異常も検知できるようにした。
これにより、姿勢崩れの前に生体情報が変化した場合も、体調異常の早期検知によって事故回避行動を取ることが期待できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
https://www.mitsubishielectric.co.jp/
▼ 会社概要
三菱電機は、家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を製造販売する総合電機メーカー。
社名:三菱電機株式会社
代表取締役:漆間 啓
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
関連記事
-
新製品・サービス
2023.06.10
家計簿アプリのZaimが 適切な支出項目をAIが提案する新機能を公開 支出項目の未分類をなくし支出傾向の把握と予算立案を支援
-
新製品・サービス
2023.06.09
TechMagicが「FOOMA JAPAN 2023」に「I-Robo」を出展、調理にかかる一連の動作を自動化
-
新製品・サービス
2023.06.09
エレコムがUSB-Cケーブル「MPA-CCYS」シリーズを発売、高い耐久性を備えたUSB PD対応ケーブルに
-
新製品・サービス
2023.06.08
ワンダーシェアーソフトウェアが「Recoverit」の新バーションをリリース、動画修復やデータ復元を強化
-
新製品・サービス
2023.06.08
エキサイトが生成系AIの開発支援サービスを提供開始 企業の業務システムやウェブサービスで活用できる生成系AIの開発をサポート
-
新製品・サービス
2023.06.08
ハコベルが「ハコベル 配車計画」を6月より提供開始 先行導入の日本ロジテムが業務工数を51%削減