新製品・サービス
公開日: 2022.12.28
東芝が電力市場における「時間前市場取引AI」を開発 当日取引の最適な入札のタイミングと入札量を算出
▼ ニュースのポイント
①東芝が電力市場における「時間前市場取引AI」を開発。
②同AIでは、入札のタイミングと入札量を最適化して算出する。
③同AIは再エネアグリゲーション実証事業で採用された。
同AIは、経済産業省の再エネアグリゲーション実証事業における実証実験で採用され、実際の発電設備を用いての活用が開始されている。

同制度の導入により、電力市場取引では、電力の需要量と供給量の差分が発生する「インバランスリスク」と、一度の大量入札で収益が悪化する「マーケットリスク」を管理するニーズが高まっている。
特長は、入札における「インバランスリスク」と「マーケットリスク」を考慮し、取引収益が最大となるように計算することという。
これにより、従来は困難とされていた時間前市場取引の意思決定を支援できるようになるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東芝 ニュースリリース
https://www.global.toshiba/jp/
▼ 会社概要
東芝は電力、社会インフラシステム、電子部品、半導体など、多様な製品とサービスを提供している。
社名:株式会社 東芝
代表取締役:島田 太郎
所在地:東京都港区芝浦1-1-1
①東芝が電力市場における「時間前市場取引AI」を開発。
②同AIでは、入札のタイミングと入札量を最適化して算出する。
③同AIは再エネアグリゲーション実証事業で採用された。
経産省の再エネアグリゲーション実証事業で採用
東芝は12月26日、「電力市場取引戦略AI」の拡張機能として、再エネアグリゲーターの時間前市場取引における意思決定を支援する「時間前市場取引AI」を開発したと発表した。同AIは、経済産業省の再エネアグリゲーション実証事業における実証実験で採用され、実際の発電設備を用いての活用が開始されている。

FIP制度の導入で安定収益確保のニーズが高まる
カーボンニュートラル社会の実現に世界中が取り組む中、日本では2022年4月、これまでの電力の固定価格買取(FIT)制度が順次終了し、電力市場の価格と連動した発電を促すFIP制度が導入された。同制度の導入により、電力市場取引では、電力の需要量と供給量の差分が発生する「インバランスリスク」と、一度の大量入札で収益が悪化する「マーケットリスク」を管理するニーズが高まっている。
電力のインバランスとマーケットのリスクを抑制
今回の「時間前市場取引AI」では、入札時の最新の発電量予測と価格予測、過去の市場取引結果を踏まえ、入札のタイミングと入札量を最適化して算出する。特長は、入札における「インバランスリスク」と「マーケットリスク」を考慮し、取引収益が最大となるように計算することという。
これにより、従来は困難とされていた時間前市場取引の意思決定を支援できるようになるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東芝 ニュースリリース
https://www.global.toshiba/jp/
▼ 会社概要
東芝は電力、社会インフラシステム、電子部品、半導体など、多様な製品とサービスを提供している。
社名:株式会社 東芝
代表取締役:島田 太郎
所在地:東京都港区芝浦1-1-1
関連記事
-
新製品・サービス
2023.07.01
ネルプがAI人物画像生成ソフト「Zoe」を活用した法人向けサービスを提供開始 生成したAI人物画像を広告コンテンツに活用できる
-
新製品・サービス
2023.06.30
パナソニックが自動計量IH炊飯器「SR-AX1」を発売、独自の計量技術やIoT技術で全自動化
-
新製品・サービス
2023.06.30
XAION DATAが「AUTOHUNT」に新機能を追加 ChatGPTを活用した3つの機能を実装
-
新製品・サービス
2023.06.30
コチラエが「KOCHILAE」をリリース ショッピングセンターや商店街などでの買い回りを支援するクーポン発行プラットフォーム
-
新製品・サービス
2023.06.30
エルイズビーが現場写真共有アプリ「タグショット/タグアルバム」をリリース 撮るだけでタグが付きクラウド上に自動で保存・分類・共有
-
新製品・サービス
2023.06.30
ジオコードが「ネクストSFA」に新機能追加 ChatGPTを活用した「履歴要約機能」で通話内容・商談履歴・メール履歴を要約