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新製品・サービス 公開日: 2021.11.13

凸版印刷とNeUが「ニューロデザイン」評価サービスの販売を開始 クリエイティブをスコア化し最適なデザインへ

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▼ ニュースのポイント
①凸版印刷とNeUが「ニューロデザイン」評価サービスの販売を開始した。
②同サービスでは、クリエイティブを見たときの興味・記憶・注目・好ましさ・読みやすさを科学的にスコア化できる。
③同サービスにより、「消費者に選ばれる」デザインの開発が可能となる。

興味・記憶・注目・好ましさ・読みやすさをスコア化

 凸版印刷は11月11日、東北大学発の脳科学ベンチャーNeUと共同で、科学的見地に基づいた「ニューロデザイン」評価サービスの販売を開始した。

 同サービスでは、クリエイティブを見たときの各種生体信号をスコア化することができる。これにより、これまでの主観アンケートでは得られなかった潜在的な情報を得ることができ、顧客に対し最適なデザイン開発を行うことが可能となる。



 昨今は各種メディアなどによるクリエイティブが氾濫し、「消費者に選ばれる」デザインが、より一層求められている。

 そこで両社は、顧客にとって最適なデザイン開発手法として、NeUの認知脳科学の見地からクリエイティブ・企画を科学的に定量化した。

「好ましさ」の予測精度は約80%

 今回のサービスでは現在、興味・記憶・注目・好ましさ・読みやすさをスコア化することができ、クリエイティブの改善提案も可能。指標は今後、拡大する予定だ。

 興味・記憶・注目度の評価は、6,000サンプル以上のデータから評価指標を開発。また、好ましさ・読みやすさについては、6,000以上の生体指標データから機械学習により予測AIモデルを作成したもので、「好ましさ」モデルは80%近い予測精度となっている。

 同サービスの販売価格は自由設計プランが250万円から。今後は50万円程度のエントリープランも予定している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

凸版印刷ニュースリリース
https://www.toppan.co.jp/


▼ 会社概要
凸版印刷は、「印刷テクノロジー」をベースに、情報コミュニケーション事業、生活・産業事業、エレクトロニクス事業など幅広い事業を展開している。

社名:凸版印刷株式会社
代表取締役:麿 秀晴
所在地:東京都文京区水道1-3-3


▼ 会社概要
NeUは、2017年に設立された東北大学と日立ハイテクのジョイントベンチャー。東北大学 加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合し、脳科学の知見と技術を軸に脳科学の産業応用を目指している。

社名:株式会社NeU
代表取締役:長谷川 清
所在地:東京都千代田区

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