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海外 公開日: 2022.07.04

Nianticがソーシャルアプリ「Campfire」をリリース、リアル世界とのつながりでメタバースへも

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▼ ニュースのポイント
①Nianticが現実世界とつながるソーシャルアプリ「Campfire」を近く正式に提供開始すると発表した。
②実際の周辺マップ上にゲームコミュニティやイベントの最新情報が表示される。
③現実世界のメタバースにおけるホームページのような役割を担うものへと成長させる方針。

世界をもっと不思議に満ちた楽しい場所に

 Nianticは現地時間の6月30日、新たな独自のソーシャルアプリであり、メッセージングアプリとしても機能する「Campfire」のグローバル提供を開始すると発表した。



 「Pokémon GO」など、自社の既存ゲームプレイヤーらはもちろん、それ以外のあらゆる人々にも開かれたアプリサービスで、より多くのユーザーをモバイルゲーム世界へと誘うものであるとともに、将来的にはARと連携した未来世界と行き来できる入り口を身近に作るツールとなることを目指している。

 Nianticでは、この「Campfire」について、今年5月に開催された同社の開発者向けイベント「Lightship Summit」でその存在を明らかにし、関連する発表を行っていた。

 Nianticが考える「現実世界でのメタバース」における「ホームページ」ツールとして機能し、世界をもっと不思議で楽しい場所にするクリエイションを手軽に発見できるようにしていくとする。

数カ月以内に日本を含む各国で利用可能になる見通し

 Nianticでは、この数カ月間、AR技術を活用したオンラインゲームの「Ingress」エージェントらと「Campfire」のベータテストを実施してきていたといい、このテスト期間を経て、世界中のユーザー・プレイヤーへとリリースしていく準備がほぼ整ったとしている。

 今夏には「Pokémon GO」の一部グループを対象に段階的なテスト提供を開始、今後数カ月以内には日本を含む全世界で利用可能になる予定だ。詳細はNianticの公式ソーシャルチャンネルで発表していくとアナウンスしている。

 「Campfire」アプリを開くと、周辺地域の動的なマップが表示され、近くの特定の場所におけるフレンドや他のプレイヤーのゲーム体験、アクティビティがその地図上で確認できる。

 画面右上には各チャンネルに移動するためのゲームアイコンや、ゲーム専用のマップビューが現れ、これらチャンネルを切り替えながら、好みのものを選んでさまざまなゲーム体験ができるという。



 コミュニティ機能では、居住地域近隣で他のプレイヤーをすぐに見つけられる。コミュニティタブの「発見」ページを開き、表示される新たなコミュニティに参加してみたり、イベントを調整・管理したり、新たなプレイヤーに出会うといったことが可能になる。公開時点でのコミュニティ数は限定的だが、今後順次追加され、充実した内容になっていくと見込まれている。

 フレンド関連機能では、Nianticの全ゲームでフレンドの追加や管理が簡単に、ワンストップで実行可能となる。



 メッセージングアプリとしても有用で、フレンドとのチャットを一箇所にまとめ、ダイレクトメッセージやグループメッセージのやりとりができるとされる。ゲームの種類を問わず、即座にジム戦やレイド戦の情報共有を行ったり、写真や位置情報の投稿・共有をしたり、ゲーム内フレンドとのチャットを行うといったこともスムーズに実行できる。

 このメッセージングによる位置情報共有はオプションで、最大1時間まで継続可能、その後は自動的にオフに切り替わる。

 現実世界とのつながりを作る機能として、コミュニティの公式イベントに参加し交流を深めたり、リマインダーで待ち合わせを管理したり、リアルな友達を招待するといったこともできる。表示マップをスクロールし、コンテンツの発見・共有を行ったり、任意のジム戦やレイド戦でイベントを調整したり、近隣コミュニティとつながることなども可能で、幅広い楽しみ方が可能になる。

 ゲームのプレイ中に、近くでプレイしている人をチェック、合流することもできる。旅行先や街の新エリアを探検する際に使っても楽しみが広がり、合流で意気投合したプレイヤーにフレンドリクエストやダイレクトメッセージを送信、次の待ち合わせを作成するといった利用方法もお勧めされている。

 「Campfire」を使うと、「Pokémon GO」ではトレーナーもダイレクトメッセージやグループチャットでレイド戦の場所をフレンドと共有できるため、効率良く、また迅速にチームを結成可能となる。

 1人でプレイしている場合も、マップ上の特定の場所をタップすると、その場所に「フレア」(目印)を追加するオプションが表示されるため、これを利用し、他のトレーナーらを特定の場所に呼び集めるため、サインを発するといったことができるという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Niantic 公式ブログ発表記事(プレスリリース)
https://nianticlabs.com/blog/

▼ 会社概要
Nianticは、モバイル機器を用いた位置情報アプリや位置情報ゲームの製作企業として成長を遂げた米国の企業。2001年、後のGoogle Earthにつながる地理ソフト開発会社「Keyhole」のエンジニア集団が結成されたことに端を発する。2010年にはGoogle社内スタートアップの「Niantic Labs」となり、2015年8月にGoogleから独立、現在は主にAR(拡張現実)のゲーム・テクノロジー企業として事業を展開している。

社名:Niantic, Inc.
CEO:John Hanke
所在地:米国・San Francisco, California

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