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海外 公開日: 2023.05.13

Nutanixがクラウド運用の新管理ソリューションを発表、シンプルでスマートなアプリやデータの管理を可能に

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▼ ニュースのポイント
①Nutanixがクラウド時代の複雑な環境管理問題を解消する「Nutanix Central」を発表した。
②拡大するハイブリッド・マルチクラウドの動きを踏まえ、膨大なアプリやデータの一括管理を叶えるユニバーサルなクラウド運用モデルを提供する。
③「Nutanix Cloud Platform」の新機能も発表、あわせてより効率的で安全な横断管理をサポートする。

企業の担当者における環境管理負担を軽減

 Nutanixは現地時間の5月9日、パブリッククラウドやオンプレミス、ホスト型、エッジのインフラストラクチャーなど、多様な環境を単一のコンソールで可視化し、スマートな監視や管理を可能にする新ソリューション「Nutanix Central」を発表した。

 年次イベントの「Nutanix.NEXT 2023」内で発表したもので、新たな時代のエンタープライズ顧客が抱えるハイブリッド・マルチクラウドならではの問題を解消するとしている。



 近年、企業の多くがオンプレミス、パブリッククラウド、エッジといった増加する環境の管理における複雑さを課題として抱えており、個々に合わせた手間のかかる手法で膨大なアプリケーションやデータを取り扱っていることから、管理のサイロ化やコストの増大、セキュリティリスクの上昇を招く事態になっている。

 こうした問題の解決に必要なのは、複数のエンドポイントを横断した、簡潔で一貫した管理を可能にする手法や統合型セキュリティ、セルフとオンデマンドのリソース、ガバナンス、アプリやデータの多様な実行が可能なライセンスポータビリティといった、真にユニバーサルなクラウド運用モデルであると考えられるが、「Nutanix Central」はそうしたニーズに対応するソリューションとして、サイロ化を解消しつつ、大規模な一括管理を大幅に簡素化して実現させるとする。

「Nutanix Central」で何が変わる?

 「Nutanix Central」は、クラウド型で提供されるソリューションで、パブリックやプライベート、エッジのクラウドに分散した環境全般での一元的かつ統合的な管理・報告の実行をサポートする。

 さらに、1つの資格情報セットで複数の組織にまたがったアクセスも可能にするフェデレーション・アイデンティティを含むアクセス管理(IAM)、グローバルなプロジェクトやカテゴリー、フリートの管理、マルチドメインの利用シーンなどにも対応、独自の必要インフラを大規模に展開しつつ、適切なガバナンスとセキュリティのコントロールを高度に維持できるよう支援する。

 顧客ユーザーが「Nutanix Central」のダッシュボードを用いれば、管理者は容量の利用率やアラートのサマリー統計など、ドメインとクラスターの各レベルにおけるさまざまな指標を用い、ドメインごとの状態を速やかにチェックできる。

 この機能で、全登録ドメインを対象とした、個々のユーザーのロールベースアクセス制御に基づくシームレスな管理ナビゲーションも実現可能になるという。

 また、Nutanixのソリューションと相互運用可能なパートナーソリューションを見つけ、組み合わせて導入・管理することもできる。なお「Nutanix Central」の提供は、「Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)」ライセンスの一環としてなされるものとなる。

 とくに複数の拠点にホスト型データセンターを有する企業や、グローバル展開で地域ごとに異なるパブリッククラウドベンダーを利用している企業の場合、これらを一元的に集中管理するガバナンスとセキュリティのプログラムを容易に導入可能となり、大いにビジネスメリットを得られるとされる。

 このほか、店舗数の多い小売店なども、エッジ拠点の管理が簡素化され、効率良く理想的な運用が可能になると見込まれている。

「Nutanix Cloud Platform」の新機能も追加予定

 Nutanixは同日、より高性能かつセキュアなアプリとデータをサポートするため、「Nutanix Cloud Platform」の新機能も発表した。新機能はすべて「Nutanix Central」経由で管理されるものとなる。

 発表によると、新機能ではAHVとESXiのいずれかでデータベース仮想マシンを実行するコンピューティング専用ノードの独立したスケーリングが実現されるという。これにより、パフォーマンスの調整や総所有コストの削減、高性能なストレージ専用ノードの導入などが可能となる。

 また「Flow Virtual Networking」機能や、「Flow Network Security」機能を活かし、顧客ユーザーはもちろん、パートナー、ハイパースケーラーが所有するネットワークを対象に、強力なソフトウェア定義型のネットワーキング機能や、シンプルで使いやすいマイクロセグメンテーション機能も提供、巧妙化の一途をたどる各種攻撃に対し、多層型防御の実行を可能とし、サイバーレジリエンスの向上にも寄与するとした。

 これらのうち、「Nutanix Cloud Platform」のパフォーマンスにかかる新機能と、「Flow Virtual Networking」の新機能はすでに提供中となっている。一方、「Nutanix Central」と「Flow Network Security」の新機能は現時点で開発中であり、実際の提供開始は少し先のことになるとみられる。

(画像はPixabayより)


▼外部リンク

Nutanix プレスリリース
https://www.nutanix.com/press-releases/2023/

▼ 会社概要
Nutanixは、クラウドコンピューティング企業のグローバルリーダーで、ハイパーコンヴァージド・インフラストラクチャ(HCI)、DaaSやDRaaSなどのクラウドサービス、ソフトウェアディファインドストレージ(SDS)の提供などを行う企業。ビジネス成果など本質部分に集中できる、見えないITインフラ、簡素に運用できる仕組みを構築、提供して世界の企業から高い信頼を得てきている。

社名:Nutanix, Inc.
CEO:Rajiv Ramaswami
所在地:米国・San Jose, California

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