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海外 公開日: 2022.07.22

サムスンが自社製品を仮想空間で試して情報共有できるサービスを構築、メタバース時代を見据えた新アプローチに

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▼ ニュースのポイント
①サムスン電子が「Roblox」で仮想空間サービス「Samsung Space Tycoon」をリリースした。
②メタバースでゲームを作成して遊んだり、サムスン製品を試してレビューしながら他ユーザーと交流したりすることができる。
③14カ国語に対応、パーティー開催機能など順次追加搭載予定。

新たな時代を見据えZ世代らにアピール

 Samsung Electronics(サムスン電子)は7月12日、グローバルなメタバースプラットフォームとして利用が広がってきている「Roblox」内に、自社の新サービスとして「Samsung Space Tycoon」を構築して公開、運用を開始したことを発表した。

 主にZ世代などメタバースに親しむ若年層をターゲットとしており、自分だけのサムスン製品を仮想空間のアクセサリとして作ってコレクションしたり、ゲームの作成やプレイを行ったりすることができる。



 サムスンブランドをメタバースで体験し、製品レビューを交換し合ったり、自由にデジタル体験の楽しみを分かち合ったりすることが可能な遊びと交流の場を立ち上げることで、リアルの製品の魅力も知ってもらい、幅広くファンを醸成していくことを目指している。

 名称にも見られるように、経営関連の拡張ゲームやビジネスシミュレーションのサービスである「Tycoon」のデザインと機能を取り入れており、ユーザーはメタバースの宇宙空間で、登場するキャラクターとともに、サムスン製品を使い、ゲームをプレイ、自らの体験を共有していく。

現実の製品を楽しみながら知り、試すきっかけに

 「Samsung Space Tycoon」は、宇宙空間と宇宙ステーション、エイリアンのキャラクターがサムスン電子の最新製品を研究・開発する研究室を舞台とする。

 プレイエリアは、資源を調達する「マイニングゾーン」、ゲームやアイテムを購入して入手する「ショップ」、製品を作る「ラボ」の3つで構成される。資源発掘の宝探し的な楽しみや、新たなステーションマネージャーとして成功することを目指すといった目標ミッションもある。

 ユーザーは、掘り出した資源を使って、Galaxyスマートフォンやテレビ、各種家電製品など、多様なサムスン製品を設計したり、ゲームアイテムの購入やアップグレードを行ったりしていく。

 現実に存在する製品からスタートし、このメタバースにおけるゲームガジェットに変身させてコレクションするといったこともできる。折りたたみ式スマートフォンの「Galaxy Z Flip」がバッグやスクーターになったり、掃除機の「Jet Bot」がスマートなホバーボードになったり、ライフスタイルテレビ「The Sero」が一人乗りのヘリコプターになるといった具合だ。

 現時点では20種類以上のサムスン製品がショップで販売されているが、今後新シリーズの製品追加など、定期的な更新が行われる予定となっている。なお購入済みアイテムの色は、ユーザーが達成したレベルに応じ、ランダムに変化するともされる。

 「Roblox」の「Samsung Space Tycoon」は、韓国語、英語、中国語、スペイン語など14カ国語に対応する。ユーザー同士が交流するための機能や、作品共有機能、限定バーチャルパーティーの開催機能など、さまざまな機能が今後追加搭載される予定になっている。

 サムスン製品のカラーカスタマイズやコレクションに焦点を当てた「#YouMake」キャンペーンと連動したオンラインイベントの開催予定などもあり、今後活発なマーケティング利用も行われていくとみられる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Samsung Electronics(サムスン電子) プレスリリース
https://news.samsung.com/global/


▼ 会社概要
Samsung Electronics(サムスン電子)は、韓国の大手テクノロジー企業。総合家電・電子部品・電子機器メーカーであるサムスングループの中核をなす。社員約30万人を擁し、世界各地に生産法人と販売法人を持ってグローバル展開を行っている。世界最大級のメモリーチップメーカーとしても知られ、2017~2018年にはIntelを退けて世界最大の半導体企業になったことでも話題を呼んだ。

社名:Samsung Electronics Co., Ltd.
CEO:Han, Jang Hee/Kyung, Kye Hyun
所在地:大韓民国京畿道水原市霊通区三星路

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