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海外 公開日: 2023.05.24

手のひら認証・決済の「Amazon One」がMLB球場に、よりスムーズなID体験を実現

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▼ ニュースのポイント
①手のひらをかざすだけでID認証が可能な「Amazon One」がColorado Rockiesのスタジアムに導入された。
②年齢認証の新機能が搭載されており、入場管理だけでなく年齢確認が必要なアルコール飲料の購入にも対応する。
③自撮り写真など事前登録を行っておけば、ストレスフリーなエンターテインメント体験が可能に。

面倒なID提示を不要に

 Amazonは現地時間の5月22日、手のひら認証システムサービスの「Amazon One」が、MLBチームであるColorado Rockiesの本拠地、Coors Fieldに導入されたことを発表した。同時に新しく年齢認証機能の提供を開始、同スタジアムでサポートすることも発表している。



 「Amazon One」は、さまざまな店舗店頭や会場で専用スキャナーに手のひらをかざすと、必要な決済や本人確認を実行できる自動認証サービス。サービス自体は2020年に発表されたもので、すでに「Amazon Go」・「Amazon Fresh」店舗やWhole Foods、カフェチェーンのPanera Bread、一部の娯楽施設などに採用実績がある。

 しかし、これまでは年齢認証の機能を搭載していなかったため、購入に際し年齢確認が必要なアルコール飲料などについては、政府発行の物理的IDを別途提示する必要があった。

 今回の新機能リリースにより、アルコール飲料の購入時も「Amazon One」デバイスに手のひらをかざしさえすれば、本人の年齢確認と決済をその場で迅速に完了させられるようになる。Coors Fieldは、この仕組みを提供する最初のスポーツ会場になるという。

個別ユーザーのID保存は行わず安全性も確保

 「Amazon One」は、オンラインまたは対応キオスクで、事前に必要な登録を行うと利用可能になる。本人確認の手段は、手のひらをスキャンする生体認証であり、掌紋読み取り技術で非接触のデジタル決済や入店管理、入場管理などの処理を実行できる仕組みとしている。

 すでに「Amazon One」の登録を行っているユーザーは、追加で運転免許証などの物理的な政府発行IDについて、その表と裏の写真、そして自撮り写真をデータとしてアップロードすれば、年齢確認機能も使えるようになる。

 「Amazon One」デバイスでユーザーの政府発行IDを保存するわけではなく、ISO27001の認証を受けたID検証プロバイダが検証を実行、処理するため、プライバシー保護の観点でも問題なく利用できるとされる。

 全登録を完了したユーザーが、スタジアム内にあるバーなどの「Amazon One」デバイスに手のひらをかざすと、画面にユーザーがアップした自撮り写真と「21+」の年齢確認済みを示すメッセージが表示される。店員はこの写真とユーザーが同一人物であることを確認し、アルコール飲料の販売準備を進める。

 準備ができたら、再び手のひらをかざすことで、商品代金の決済も済ませられる。

 ユーザーはより短縮された待ち時間で、欲しいアルコール飲料などを素早く手にし、ゲーム観戦に戻ることが可能になる。バーや小売・醸造所などの従業員にとっては、アルコール飲料を販売するたびに必要だった、手作業での顧客年齢確認が不要となり、手間と負担が軽減されるものとなる。

 Amazonによると、この年齢確認機能は今後数カ月のうちにより多くの施設で対応予定といい、日常のシーンで広く利用可能になっていく見通しとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Amazon プレスリリース
https://www.aboutamazon.com/news/retail/

▼ 会社概要
Amazon.com, Inc. は米国のオンライン小売をメイン事業として展開するテクノロジー企業。世界各国でのネットショッピングサイト「Amazon」運営に加え、クラウドコンピューティング事業やデバイスの開発・販売なども手がけている。ビッグテックを構成する企業の一つでもある。

社名:Amazon.com, Inc.
CEO:Andy Jassy
所在地:米国・Seattle, Washington/Arlington, Virginia

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