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海外 公開日: 2021.08.30

Waymoが一般市民向け自動運転タクシーサービスを試験開始、未来の移動がいよいよ暮らしの中に

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▼ ニュースのポイント
①Waymoがサンフランシスコで一般市民向けの自動運転タクシー試験運用を開始した。
②車両にはジャガーの電気自動車「I-PACE」を採用。
③車椅子ユーザーにも対応、将来の公共交通インフラ補完を目指す。

Waymoの自動運転車がサンフランシスコの街にやってきた!

 Waymoは米国時間の8月24日、カリフォルニア州サンフランシスコにおいて、一般市民を対象とする完全自動運転車のタクシーサービス「Waymo One Trusted Tester」を研究プログラムとして試験運用する取り組みを開始したことを発表した。乗車した住民からのフィードバックを基に、本格的な商用化・実用化を目指す。

 Waymoはすでに12年以上前からサンフランシスコでの自動運転テストを開始させているが、一般市民に公開してのテストはこれが初となる。同社のサンフランシスコにおけるテスト実施としては、今年の初めに従業員向けで自動運転車の走行試験を進め、体制を強化してきていた。

 ちなみに自動運転タクシーサービスの「Waymo One」としては、アリゾナ州フェニックスにおいて、2017年に最初の乗車テストへ着手、2020年10月からは一般市民向け運用を開始して何万回もの利用実績を重ね、ユーザーフィードバックを活かした改善作業を段階的に進めてきている。



 今回の試験サービスに使用されているのは、Waymoが開発する完全自律走行技術「Waymo Driver」の第5世代バージョンを搭載したJaguar(ジャガー)の電気自動車「I-PACE」。完全自動運転が可能だが、まずはテストとして全てのケースで自動運転スペシャリストが同乗し、利用者の安全を確保する。

誰にとっても使いやすい街の足を目指して

 サンフランシスコ市民は、対象サービスエリア内であれば、どこでも好きな場所からこの自動運転車を呼び出し、希望の移動先まで乗車することができる。

 利用においては「Waymo One」アプリを用いる形式で、このアプリの使用感から送迎、乗車体験全般にかかるユーザーからのフィードバックを受け付けるという。先週には一部の対象者からプログラム提供を開始、現在はサービスに関心のある全サンフランシスコ市民へと対象を拡大させている。

 この「Waymo One Trusted Tester」プログラムには、車椅子ユーザーも参加することができ、利用を希望すると、地元の車椅子対応車両パートナーを通じてサービスが提供される。利用時には「Waymo One」アプリで直接乗車し、利用体験に関するフィードバックを一般利用と同様に送ることができる。

 Waymoでは、あらゆるサンフランシスコ市民にとって、このサービスが便利な移動手段の選択肢を広げ、公共交通機関のインフラを補完するものとなるよう取り組みを進めていきたいとし、住民へ向け、ぜひ「Waymo One」アプリをダウンロードし、街のモビリティの未来を作ることに参加してほしいと呼びかけた。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Waymo 公式ブログ発表記事(プレスリリース)
https://blog.waymo.com/2021/08/

▼ 会社概要
Waymoは、2016年12月にGoogleの自動運転車開発部門が分社化するかたちで誕生したAlphabet傘下の自動運転車開発専門企業。米国各地における自動運転の実験走行を進めてきており、フェニックスでは自動運転タクシーの全米初となる商用運用を開始した実績がある。

社名:Waymo LLC
CEO:Dmitri Dolgov/Tekedra Mawakana
所在地:カリフォルニア州マウンテンビュー

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