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海外 公開日: 2022.02.28

ベリタスが自律型マルチクラウド最適化ソリューションなどを発表、データ管理を安全簡素化

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▼ ニュースのポイント
①ベリタステクノロジーズがクラウド向けに最適化した自律型データ管理の新テクノロジー「Autonomous Data Management」を発表。
②新世代の「NetBackup 10」として業界初のマルチクラウド大規模データ管理ソリューションを提供する。
③多様なWebスケール技術と自動化テクノロジーで安全性や効率性、コスト面に優れるデータ管理を実現。

「NetBackup」の次世代アーキテクチャ・最新バージョンを発表

 ベリタステクノロジーズは米国時間の23日、クラウド向けの最適化を施した戦略を実現する新テクノロジー「Autonomous Data Management」を発表した。自律型データ管理とマルチクラウドでのデータ保護を大規模に行うための基盤技術になる。

 また、Webスケールの運用を考えて最新化された新世代の「NetBackup」アーキテクチャとして、自社の主力ソフトウェア最新バージョン「NetBackup 10」の提供開始についても発表を行っている。

 現代のデータインフラにおいては、オンプレミスのリソース、ホスティングサービス、複数のパブリッククラウドプロバイダーからのSaaSアプリケーションなどが多く含まれるのが当たり前になってきている。

 こうしたマルチクラウドアプローチは多くのメリットをもたらす一方で、予期せぬコストの増大や運用の複雑さ、サイバー攻撃に対する脆弱性の増大など、データ管理における新たな課題を生む要因ともなってきた。

 新たなビジネス成果を実現すべく、デジタルトランスフォーメーションやクラウドの導入促進改革を加速度的に進める企業が多い中、データ保護と高いランサムウェア耐性を効率良く実現、提供する広範なプラットフォームは、今、これからの時代に何より欠かせないものといえるだろう。

 こうしたニーズに応えるのがベリタステクノロジーズの最新ソリューションで、ユーザー企業はマルチクラウド環境におけるデータ管理の自己最適化、自己回復、管理の簡素化・効率化とコスト削減を進めながら、保有データの安全性を高度に維持することができる基盤の確立が可能になるとされる。



クラウドのメリットを伸ばす新テクノロジー

 ベリタステクノロジーズが発表した「Veritas Cloud Scale Technology」は、最先端のWebスケールIT技術とテクニックを用い、クラウドの俊敏性と効率性を高めながら、より弾力的で柔軟な、自動スケーリング対応のデータ管理を可能にする。

 この技術は「NetBackup 10」で搭載・提供される新機能はもちろん、「Autonomous Data Management」を推進する同社の戦略基盤を構築するものになるという。

 データ管理サービスにおけるリソースの予測準備、最適化、修復を自律的に実行し、エンドユーザーは自ら簡単にデータ保護やリカバリが行えるようにすること、そしてIT担当者らが戦略的で変革的なより本質的な活動に集中できる環境が整うようにすることが目標だ。

マルチクラウド時代に適応、進化した「NetBackup」

 クラウドスケールテクノロジーを搭載した最新の「NetBackup 10」は、業界初のクラウドに最適化された大規模データ管理ソリューションとなる。多様なWebスケールテクノロジーと自動化テクノロジーにより、優れた費用対効果を発揮、効率性、安全性に優れたデータ管理をマルチクラウド環境に提供していくとする。

 まず、「NetBackup 10」では、深いレベルのAWS(Amazon Web Service)のサポート、Microsoft Azureへのサポート拡張など、強化したマルチクラウドストレージや調整済みのティアリング機能を提供し、バックアップストレージにかかるコストを最大95%削減する。

 また「NetBackup」の重複排除サービスのアップグレードにより、クラウドのフットプリントをさらに最小化できるようになったほか、柔軟なマルチクラウドコンピューティングサービスで企業の必要とするスケールを最適なタイミングで的確に提供、コストのさらなる削減効果をもたらす。

 全主要Kubernetesディストリビューションのサポートを行うことで、「NetBackup 10」は、マルチクラウド環境でのプラットフォーム間リカバリ機能を実現、ユーザーがデータを任意のKubernetesディストリビューションに復元できるものともした。

 「NetBackup 10」と「NetBackup SaaS Protection」の統合によって、データ保護資産の環境全体を容易に一望できる点もポイントとなっている。これにより、ユーザー企業はガバナンスとコンプライアンスの徹底を図ることができるだろう。

 かつて「Veritas APTARE」として知られた、総合的人工知能主導の「NetBackup IT Analytics」が、完全に統合された無償の基本バージョンとして新たに含まれたものともなっているため、データ保護サービスをより合理化し、リスクの軽減を図る包括的なAI分析やレポーティングの提供も受けることができる。

 このほかApache Cassandra、主要な全てのKubernetesディストリビューション、Microsoft Azure Managed SQL/Azure SQLなど、これまで以上に多くのPaaSワークロードをサポート、新たな自動検出機能や保護機能も搭載した。

 「NetBackup」は、バックアップ中やリストア前に自動マルウェアスキャンを行い、感染していない安全なデータ復旧を実現するが、最新バージョンでは、すでに備えているAIでの強力な異常検知機能で、マルウェアスキャンを自動開始できるようにもなっている。

 この「NetBackup 10」のランサムウェア検出サービスの組み合わせにより、細やかな柔軟性をもったコンテンツの認識に基づいたクリーンデータの迅速な復元が実現可能になったとも説明されている。

 なお、Microsoft Azure Blob Storageを含むイミュータブル(不変)ストレージのサポート拡張も適用された。

(画像はPixabayより)


▼外部リンク

ベリタステクノロジーズ プレスリリース
https://www.veritas.com/news-releases/2022-02-23

▼ 会社概要
ベリタステクノロジーズは包括的なデータ管理ソリューションを中心に提供するIT企業。フォーチュン・グローバル500社の87%を含む8万社以上を顧客にもつなど、データの管理・保護、リカバリ、コンプライアンス確保といった領域で高い支持と市場シェアをもつ。

社名:Veritas Technologies
CEO:Greg Hughes
所在地:米国・Santa Clara, California

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